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【キャラ考察】『風と雲と雨』パク・シフ演じるチョンジュンはどんな人物なのか

  • 2022.5.5
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5月3日からテレビ東京の韓流プレミアで放送開始となった『風と雲と雨』は、第1話からストーリーがとてもスリリングだ。

それにしても、パク・シフは本当に時代劇がよく似合っている。彼は王朝最高の易術師になるチェ・チョンジュンに扮しているのだが、端正な顔立ちが本当に韓服にピッタリだ。

そんなパク・シフが時代劇に出演するのは『王女の男』以来9年ぶり。本当に久しぶりだったのだが、そのブランクを感じさせないほど彼は時代劇の所作になじんでいる。やはり、時代劇と相性がいいことを実感できる。

そんなパク・シフが演じるチェ・チョンジュンというのはどんな人物なのだろうか。

『王女の男』のときもパク・シフは名門の御曹司を演じていたが、今回の『風と雲と雨』で扮するチェ・チョンジュンも地方高官の息子の役だ。

しかも、とてつもなく優秀な御曹司だ。なにしろ、成績が抜群で科挙に17歳で合格したという。これは当時としても異例だろう。何年も受験浪人をして30歳以降にようやく合格する人もいたほどの科挙で、弱冠17歳であっさり受かってしまうとは……。まさに、天才レベルの頭脳の持ち主がチェ・チョンジュンなのである。

パク・シフは頭脳明晰なチェ・チョンジュンに扮している(写真提供=© 2020 TV Chosun)
本当に目が離せない

こんなに優秀なのに、父親のチェ・ギョン(キム・ミョンス)は厳しかった。褒めることもせず、むしろ、さらに精進するように息子に厳しく接していた。

それでも、チェ・チョンジュンは慢心することもなく、さらに勉学に励む決意を固めていた。しかし、気がかりだったのが、幼なじみで相思相愛だったボンリョン(コ・ソンヒ)のことだった。

彼女は哲宗(チョルチョン)の隠し子であったことが発覚した。つまり、翁主(オンジュ/国王の側室が産んだ王女)になったというわけだ。

こうなると、今までのようにはいかない。結局、ボンリョンの運命は当時の権力者たちによって翻弄されていくのだが、それはチェ・チョンジュンも同様だった。彼もまた歴史の荒波にもまれて、予想もしなかった境遇に陥っていく。

放送が始まったばかりだが、『風と雲と雨』は序盤から波乱万丈の展開となって、本当に目が離せない。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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