【宮島】隠れ宿で絶景と共にいただく、伝統の巻き寿司と秘伝出汁のうどん「千代乃庵」

こんにちは！ 甘辛両党特派員のmocoです。

今回は、宮島四季の宿"わたなべ"の1階にある「千代乃庵」へ行ってきました。

宮島四季の宿「わたなべ」

場所は、宮島桟橋から徒歩約20分。 大聖院のふもとにある旅館です。

フェリーで島に降り立ち、海沿いの道を歩けば、ほどなく厳島神社。 その厳島神社の裏手に見える赤い橋を渡れば、宮島でいちばん古い町並みをみせる「滝小路」があります。 そのまま歩いていくと、厳島神社の祭祀を司った大聖院の石段へ。 そして、その昇り口にあるのが、おもてなしを大切にする静かな隠れ宿「わたなべ」です。

桟橋から徒歩20分といっても、宮島を楽しみながら歩いていると、気づけば到着しているといった感じですよ。

前々から「わたなべ」のしっとり落ち着いたカッコよさも感じる建物が気になっていたのですが、宿泊客でなければ入れないものかと思っていました。

でも、今回お宿の前を通りかかると巻きずしやうどんの案内が出ていて、お昼ご飯だけでも大丈夫だと分かり、ワクワク勇んで建物の中に！

中に入ると、わぁ素敵！ 古き良き「和」の良さはそのままに、モダンさも取り入れた素敵な空間が。

季節を感じる設えも、目を楽しませてくれます。

「わたなべ」のすぐ裏は白糸川の清流。 美しい宮島の四季を感じながら、ゆっくり過ごすことができます。

今回は、一番奥にある広いお座敷でいただく事に♡

伝統の巻き寿司と秘伝出汁のうどん

宮島四季の宿「わたなべ」は、大正初期に若主人の曾祖母にあたる千代乃さんが茶屋をはじめたことから始まりました。 宮島の霊峰 弥山（みせん）への登山者や、大聖院への参拝者でにぎわったそうです。

巻きずし[二切れ] 250円、肉うどん 830円(税込み) ※こんぶうどんもありますよ(650円)

わたなべ伝統の巻き寿司は、秘伝のたれで香ばしくふっくら焼いた穴子に、甘～い玉子焼き、栃木産の肉厚かんぴょう、静岡県藤枝産のぷりっぷりの椎茸の甘煮、そして酢飯にはほんのり優しいきび砂糖を使い、セリがアクセントの、ほんわかふっくらとした太巻きです。 ほっとする優しい美味しさが、なんともたまりません。

うどんは、おじいさまから受け継いだ、グツグツ煮込む鰹出汁たっぷりのおうどん。 ひとさじ口にしただけでハッキリ分かる、このお出汁が本当に美味しかった！

素敵な景色と、趣のある店内でいただく美味しい巻きずしとおうどん。 大満足のお昼ご飯でした◎

ちなみに、巻きずしとおうどん以外にもコーヒーやジュース、ジェラート、生ビールや宮島ビールなどもあり、巻き寿司はお持ち帰りもできますよ。1本 1,000円。 巻き寿司は、おばぁさまがお一人で一生懸命巻かれているため数が限られます。 お早めのご予約をおススメします。

川のせせらぎが心和む閑静な宿

店内の素敵さに感激していると「お部屋も見られますか？」とお声をかけていただき、2階にある客室にあがらせていただけることに！

丸窓からは大聖院の石段が…♪

とっても気持ちよさそうな ひのき風呂

畳縁にももみじが

宮島の小路裏 大聖院への参拝で賑わう坂道を上がるとある、古き良き「和」のたたずまいの宿「わたなべ」。

そこでは、春は桜、夏の青葉、秋は紅葉に包まれ、美しき宮島の四季のうつろいをを感じながら、ゆっくりゆったりくつろぐことができます。

今回、その心温まる細やかで丁寧なおもてなしに感激でした。

宮島の四季と美味しいお料理、そして川のせせらぎを聞きながら心のリラックス。 うぅ～ん、是非一度、泊まってみたいなぁ。。。

宮島四季の宿わたなべ 「千代乃庵」 住所: 〒739－0524 広島県廿日市市宮島町滝町215－1 電話番号：0829-44-0234 営業時間：11:00-16:00 (売り切れ次第終了) 定休日：不定休 https://www.auberge-watanabe.com/