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水族館のイメージが変わる!ファンタジックな世界が広がる「アクアテラス錦ケ丘」がオープン

  • 2015.9.25
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2015年の7月に、仙台市にオープンしたばかりの「アクアテラス錦ケ丘(にしきがおか)」は、水と光をテーマにしたアートな水族館。従来の水族館のイメージをくつがえす幻想的な空間が広がります。

木々がざわめくジャングルゾーン

JR仙台駅から車で20分、錦ケ丘ヒルサイドモールの2階に「アクアテラス錦ケ丘」はあります。入り口の券売機でチケットを購入したら、カブトガニのタッチプールが置かれた明るいエントランスホールを抜けて、真っ黒な自動ドアの先のジャングルゾーンへ。一体どんな世界が広がっているのでしょうか。 エントランスを抜けると、そこはまるで別世界。薄暗い空間をほのかに照らす青いライトが幻想的な雰囲気をつくり出しています。本当にここは建物の中?と疑いたくなるほど高い天井の広々とした空間に、ごつごつとした岩やうっそうとした木々が並び、まるで密林のジャングルに迷い込んでしまったようです。

ジャングルゾーンには、淡水魚と爬虫類が展示されています。まず目を引くのが入ってすぐ、8mほどの水槽で悠然と泳ぐ巨大なアリゲーター・ガーやピラルクです。ワニを思わせる頭部、平たい尾びれや丸太のような胴体を持った原始的な姿に、熱帯の密林で太古の魚に出会ったような不思議な気持ちになります。

さらに奥に進んでいくと、ベタやテトラといったペットショップでもおなじみの淡水魚が展示されています。木の切り株や、幹の空洞に埋め込むように置かれた水槽の中で、魚たちがほのかな明かりをまとい泳ぐ姿は、時を忘れ見入ってしまうほど神秘的です。

ふと気がつくとジャングルゾーン全体を照らしていたライトが青からオレンジがかった色合いに変わっています。朝、昼、夜をライティングによって表現しているのだそう。ジャングルの一日の表情を楽しんだら、暗い廊下を抜けて次のフロアへ進みましょう。

魚をアートとして楽しむファンタジーゾーン

ファンタジーゾーンは、幻想的なライティングと様々な形の水槽によって、海水魚をアーティスティックに展示したエリアです。真っ黒い壁に囲まれた空間に、色とりどりの光に照らされたアクアリウムが浮かび上がります。

最初に展示されているのが、額縁に縁取られた5つの水槽。それぞれが水草や花によって絵画のように美しくデコレーションされています。水中に花々が咲き誇り、小魚たちが楽しげに泳ぐ様子は、まるで夢を見ているような非現実的な美しさです。

コーナーを曲がると現れるのが、一段と鮮やな球体の水槽です。足元には大きな水槽が池のように広がり、その中央に鮮やかな光の球体が浮かび上がるように配されています。赤や紫、青と刻一刻と変わる照明が赤い魚たちの泳ぐ水中を通って反射し、ゆらゆらとゆれる光が空間全体に広がります。ファンタジーゾーンの中でもひときわロマンティックな光景です。

非日常空間でいただくランチとディナー

ファンタジーゾーンには、美しい水槽の中を泳ぐ魚たちを眺めながら食事をとることができるレストラン「Forward(フォワード)」があります。

おすすめは前菜3種とデザートの付いた「パスタランチ」(1250円)です。この日のメニューは、地場産のトマトとホウレン草を使った「サーモンとほうれんそうのフレッシュトマトのぺペロンチーノ」。ジューシーなトマトがもちもちのフィットチーネにからみます。ほかにも「旬の魚介のアクアパッツァ」(1500円)や「自家製ハム3種の肉盛り」(900円)などディナーメニューも豊富です。

薄暗い空間に幻想的にゆらめく照明。大人っぽい雰囲気の中で特別な時間を過ごすことができますよ。

「アクアリウム錦ケ丘」の開館は21時半まで。会社帰りに一人でゆっくり、親しい友人とドキドキワクワクしながら、ファンタジックな非日常空間に浸ってみませんか。

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