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放送終了から1カ月が経った『二十五、二十一』の熱気はどこまで続くのか

  • 2022.5.1

キム・テリとナム・ジュヒョクが主演した『二十五、二十一』は韓国tvNで2月12日から4月3日まで全16話で放送された。ネットフリックスでも同時配信されて、日本でも高い人気を示した。

放送終了から1カ月が経過したが、『二十五、二十一』に感動した視聴者たちの熱気は依然として高い。視聴者の多くが望んだハッピーエンドではなかったのだが、最後までドラマの完成度は抜群で、登場人物たちの生き方も感動を呼んでいる。

その中で特に称賛されたのがキム・テリのずば抜けた演技力だ。

彼女はフェンシングに打ち込む高校生ナ・ヒドに扮したが、10代の天真爛漫なキャラクターを最高に魅力的に演じていた。

同時に、ナム・ジュヒョクの演技も好感が持てた。彼が演じたペク・イジンは、経済危機の影響で一家離散という宿命を負ったが、精進した末にテレビ局の記者となり、ついには若きキャスターにまで羽ばたいた。

画像=tvN
ドラマが愛される大きな理由

この一連の流れを見ると、ナ・ヒドとペク・イジンが自らの努力で次々に目標を達成していく過程がストーリーのツボになっていた。それゆえに、若者たちの麗しき成長がダイレクトに感じられるドラマとなった。

同時に、ナ・ヒドとペク・イジンを取り囲む3人の仲間……ユリム(キム・ジヨン/ボナ)とジウン(チェ・ヒョヌク)とスンワン(イ・ジュミョン)がとても素敵な存在だった。

この5人は人生の最高の思い出となる「真夏の海への修学旅行」に出かけるが、そのシーンは珠玉の映像美となってドラマを彩った。結局、若い一時期に仲間とかけがえのない思い出を共有すると人生がより豊かになる、というテーマが『二十五、二十一』をいっそう輝かせていた。

結局、主人公2人の演技力、共演者の存在感、卓越したストーリー、忘れられない映像美、最高のOSTなどが、放送が終了した後もこのドラマが愛されている大きな理由になっていた。間違いなく、『二十五、二十一』は長く傑作として語り継がれていくだろう。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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