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大人も楽しめる素敵な絵本との出会い♪渋谷の隠れ家「ブックカフェ・デイズ」

  • 2015.9.25
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代官山の閑静な住宅街にそっととたたずむ「Bookcafe days(ブックカフェ・デイズ)」。大人も楽しめる絵本や小説、世界の名著がたくさんあり、その居心地の良さについ長居してしまう人が多いそうです。

街の喧騒から離れた隠れ家カフェ

JR渋谷駅西口から歩くこと10分。代官山駅にもほど近く、都心の喧騒から離れた静かな住宅街に、まるで隠れ家のように「ブックカフェ・デイズ」はあります。お店のホームページでは、道順を動画で案内しているので参考にしてくださいね。

店内は、こじんまりとしていながら天井が高く開放感があり、白い壁と木のぬくもりを感じるインテリアに、カラフルな椅子がアクセントになった心地良い空間。ヒーリング系のBGMが癒しのひと時を与えてくれます。

売り上げの一部は世界の子どもたちの支援に

オーナーの小島ちふみさんが「ブックカフェ・デイズ」をオープンしたのは約3年前。

お店にあるほとんどの絵本は、本好きの小島さんが以前から集めていたものです。そのコレクションを活用したいと考えた小島さんは、世界の子どもたちに何かできることはないかという思いから、飲食店と児童書の専門店に勤めた経験を生かして「大人も楽しめる絵本カフェ」を開くことを決めました。

国内外の絵本を中心に小説や雑誌までそろった古書は、定価より安い値段で買うこともできます。

お店の売り上げの一部は「認定NPO法人 国境なき子どもたち(KnK)」を通して、海外の子どもたちへの支援にあてているそう。

お店の本棚には、そんな小島さんの意志に賛同した人たちにより寄贈された本も並びます。

短い文章で多くを伝える絵本

『ぐりとぐら』『はらぺこあおむし』『どろんこハリー』……。ずらりと並ぶ絵本はどれもなつかしく、表紙を眺めているだけで幼少期の思い出がよみがえってくるようです。

「短い文章で多くを伝えるのが絵本。大人になってから読むと、短い文と絵の中にある深い意味に改めて気づかされたりします」と話す、小島さん。たしかに、子どもの頃には楽しい話だと思っていたものに悲しみや寂しさを感じ取ったり、逆に怖くて泣いてしまった思い出のある話のなかに、思わぬ温かさを感じて驚くこともありますよね。

本棚からは、大人にこそ読んでもらいたいという小島さんの思いが伝わります。

素材の良さを生かしたやさしい味わいのメニュー

カフェのメニューはすべて手作りで、素材の良さを生かしたシンプルな味つけが基本。新鮮な野菜をたっぷり使った「2種のカレー」(1000円)は、通常、「ナスと挽き肉のカレー」、ココナッツを使った「タイ風レッドカレー」、「チキンカレー」などの3種類から2つをチョイスできます。そのほか「しそご飯のオムライス」(850円)や「トマトクリームのパスタ」(900円)など、どれを頼んでも外れなしのおいしさ。

ランチタイムには、メインにセットで本日のデリとスープのどちらかを選べます。デリのなかでも特に人気が高いのが自家製ドレッシングを使ったアボカド、パプリカ、水菜のサラダです。

バニラアイスが添えられた自家製スイーツの「クラシックショコラ」(写真右・400円)は、濃厚なチョコレートケーキのこってりとした甘さが評判。「レモネード(アイス)」(写真左・500円)は、はちみつとレモン果汁の甘酸っぱさが爽やかな味わいです。

オーガニックにこだわった「コーヒー」(450円)や「ホットチャイ」(500円)、アルコールなども各種そろっています。

思い思いに過ごせるブックカフェ

ランチやディナー、ティータイム、仕事の打ち合わせ、子どもへの読み聞かせ、待ち合わせ前の一杯と、カフェの使い方はいろいろ。

また、オープン3周年を記念し、10月31日(土)までの期間、「古書交換会」が行われています。ジャンルを問わず、自分の持参した本と店内にある本をどれも同じ冊数だけ交換できるうれしい機会。

日ごろ時間に追われてなかなか本をゆっくり読めないという人こそ、素敵な一冊との出会いを求めて「ブックカフェ・デイズ」に足を運んでみてはいかがでしょう。

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