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「1円玉」の価値が高騰中…約5,000円相当になることも!?

  • 2022.5.1

あなたは「プレミア硬貨」や「プレミアコイン」と呼ばれるお金があることをご存じでしょうか。その名の通り、額面の数百倍、数千倍の価値がある硬貨のことで、普段意識していないけれど意外と身近にある可能性も。どのようなものがあるのか、解説していきます。

■平成発行の1円玉が「プレミアコインに」?

平成に発行された1円玉にも高い価値を持つ「プレミアコイン」が存在します。1円玉の発行枚数が少ない平成23、24、25、29、30年の1円玉です。

それらの年に発行された1円玉は3,000円以上の価値が認められる場合も。とりわけ発行枚数が少ない2011~2013(平成23~25年)の1円玉の中には5,000円相当になったケースもあります。

ただ、価値が高い1円玉、つまり「高く売れる1円玉」の条件は意外と厳しいようです。少なくとも以下に挙げる2つの条件をクリアする必要があります。

・残存枚数が少ない
・新品未使用で非常に状態が良い

なお、硬貨の価値を決める上で「古さ」はほとんど重視されません。

■希少価値の高い5円玉「フデ五」って?

現在も使用されている5円玉でプレミア硬貨として挙げられるのが、昭和24~33年製造のものです。デザインは現行の5円玉とほぼ同じですが、文字が筆文字のような楷書体で書かれているのが特徴で、「フデ五」とも呼ばれます。

中でも特に価値があるのが、昭和27年や32年に製造されたものです。これらの年代のものなどは、状態がよければ1万円以上になるケースもあります。

なお最近の5円玉の中では、平成22~25年製造のものが、枚数が極めて少ないプレミア硬貨です。この年代のものも、額面以上の値段で売れる場合があります。

■昭和61年後期の10円玉は2万円?

10円玉で高値が付くのは昭和61年後期のもの。素人目にはわかりにくいのですが、平等院鳳凰堂のデザインが微妙に異なります。62年のデザインのものが手違いで製造されてしまったとか。買取店によっては2万円の高値が付くケースもあるようです。

また、ギザ10と言われる側面がギザギザになっている10円玉も高値で売れます。このギザ10は昭和26年~昭和33年までの期間に製造されたものです。ただ、高値が付くのは状態の良いもので、普通に使われていたもので高値になるかというと難しいかもしれません。

■今すぐ財布の中を見てみよう

キャッシュレス決済の普及により、今後さらにプレミア硬貨の価値が上がることも予想されます。もしかしたら、あなたの財布の中にも高値が付く硬貨が眠っているかもしれませんよ。ぜひ一度、財布の中を確認してみてはいかがでしょうか。

文・fuelle編集部

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