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宅トレ習慣を身につけよう!1日4分のくびれ作りメソッド

  • 2022.4.29

憧れくびれを作るためまずは10日間だけ続けてほしい

露出が多くなる季節に向けて、きゅっと引き締まった美しいくびれを手に入れたいと思っている人は多いはず。でも運動は苦手だし、ダイエットはいつも続かないし……なんてあきらめていませんか。「日々の積み重ねで、変化は必ず表れます」と言うのは「宅トレ」に出合ったことをきっかけに、マイナス11kgのダイエットに成功したというMomomiさん。

とはいっても「日々の積み重ね」が難しいし、そんなにストイックになれないのが実際のところ。しかしMomomiさんは「私の経験上、根性や意志の強さは必要ありません」と断言。大事なのは、短時間でできることをする、期間を明確にすることだと教えてくれました。

今回はそんなMomomiさんが、1日4分の超簡単くびれメソッドを指南。宅トレを持続させるコツとともに紹介します。

宅トレでダイエット成功!継続のひけつとは

1年弱で55kgから44kgまで体重を落としたMomomiさん。でも、それまでは失敗の繰り返しだったそうです。

「何の知識もないままに15歳の頃から食事制限ダイエットとリバウンドを繰り返していて体はボロボロでした。健康的に痩せるために、体質から改善しようとランニングや筋トレを始めるものの、すぐに挫折……。当時は思うように結果を出せないことから自己嫌悪に陥りやすく、体力的にも精神的にもつらかったです」

トレーニング継続の難しさに悩んでいたMomomiさん。そんなときに出合ったのが、アメリカで考案された「100AB CHALLENGE」というトレーニング企画です。「30日間毎日一種類ずつ腹筋にチャレンジするというコンセプトの企画なのですが、まずは30日間やり切る!と短期間に設定することで、習慣化に成功しました」

ダイエットに成功したMomomiさん
「無理な食事制限で、幼少期から悩んでいた便秘も悪化。しかし筋トレを取り入れて3食偏りなく食べるダイエットを始めてから、自然と解消に向かっていきました」

そして、実践しながら学んだ習慣化のポイントがもうひとつ。それは「キツイ……と感じるまで自分を追い込むトレーニングをしないこと」だそうです。「それくらいやらないと結果が出ない気がしてしまうのですが、大事なのは継続です。短い時間でもいいから無理なく毎日できることをやる。まだ続けられるかも……と心の余力を残すことで明日につながることが大切だと気づきました」

自宅でのトレーニング
自宅でのトレーニングは、特別な準備もいらないし、お金もかからない。そしていつでも、どこでもできるのが最大の魅力。「自分でモチベーションを保つ難しさはあると思いますが、だからこそ息を吸うように、当たり前の習慣にしてしまうことが重要です」

1日4分のくびれ作り!3つの宅トレメニュー

憧れのくびれ作りは「集中的にトレーニングすることで、効果を実感できる」とMomomiさん。ウエスト周りのトレーニングでポイントになるのはねじる動き。1日4分の簡単宅トレメニューを教えていただきました。

01 上半身を左右に倒してくびれにアプローチ(1分)
  1. 膝立ちの状態で、手は頭の後ろに
  2. 体を真横(右に1回、左に1回)に倒す
    30秒(目安:15回)×2セット
上半身アプローチ2
体を真横に倒すときに、体の中心となる軸がブレないように注意。自分のペースでゆっくりと行いましょう
02 寝ながら下半身を左右に倒してウエストを刺激(1分半)
  1. 仰向けになって両膝を上げ、膝を90度に曲げる
  2. 膝を右に1回、左に1回ゆっくり倒す
    30秒(目安:15回)×3セット
ウエスト刺激2
背中は地面についたまま、浮かせずに。おなかがぎゅっとねじれるイメージで行います。膝は地面につけずギリギリのところまで倒してから、反対側に
03 片足を床ギリギリでキープしてお腹全体に効かせる(1分半)
  1. 仰向けになって両脚を上げ、膝を90度に曲げる
  2. 片脚ずつ(右脚1回、左脚1回)伸ばして、まっすぐ下に下ろす
    30秒(目安:15回)×3セット
お腹全体2
脚は地面につけずギリギリのところまで下げます。このとき腰が反らないように気をつけましょう

Momomiさん流!宅トレを楽しく続けるコツ

継続の大切さを説くMomomiさんに、宅トレをより楽しく続けるコツをうかがいました。

【コツ1】定期的に姿見でボディチェック(写真を撮って見返す)
ラインがわかる服装を推奨
変化をわかりやすく感じるために、できれば体のラインがわかりやすい服装でチェックを

「姿見で定期的に自分の体をチェック。スマホなどで写真を撮っておきましょう。それを1〜2週間おきに見返すことで、変化が自信につながります」とMomomiさん。体形が少し変わったかも……と実感できることで、明日のモチベーションがさらにアップします。

【コツ2】体重を気にしすぎない

トレーニングをすることで筋肉量が増えると、体重が一時的に増えたりすることも。また停滞期が訪れれば、がんばっているのに思うように体重が減らないこともあります。数字で一喜一憂しやすい人は、あまり体重を気にしないように。Momomiさん自身も、体重を量るのは1〜2週間に1回程度だそう。

【コツ3】厳しいルールを作らない

ダイエット中だから、甘いものは食べない!などのルールを作ってしまうと、ストレスにつながります。「私の経験上、我慢はリバウンドにつながるので、絶対に禁止。今までの習慣をゼロにしようとするのではなく、今までの8割の量を意識したり、代案を取り入れることから始めるのがおすすめです」

Momomiさんお気に入りのトレーニングウエア
写真はMomomiさんお気に入りのトレーニングウエア。「宅トレで自分なりのおしゃれを楽しむのも大切。気分によってトレーニングウエアを変えたりすることで、気持ちも上がりますよ」

朝の宅トレ!まずは10日間続けてみよう

Momomiさんご自身は朝にトレーニングをするのが日課。「1日の始まりにトレーニングをすることで、心も体もすっきりして、集中力がアップする気がします」と、毎日ポジティブな気持ちで1日過ごせているのだそうです。やる気が出ない時は1分だけでもやってみる(とりあえずウェアを着てみる、などでもOK)、もしそれでもやる気にならなかったらやめてOK、と厳しいルールをつくらないようにしています。

自分と向き合うMomomiさん
「日々のトレーニングは自分と向き合う時間にもなる」とMomomiさん

ふだんまったく運動をしないので、いつどうやって始めていいかわからない。そんな人はMomomiさんに倣(なら)って、朝のトレーニングから始めてみてはいかがでしょうか。

「空腹時はエネルギー不足で、効果的なトレーニングにならないので、タイミングとしては朝食をしっかりとった後がおすすめ。ただし、満腹状態での筋トレは、気持ち悪くなる可能性があるので、量は調整しましょう」

そして、始めるなら「10日間だけやってみる!をぜひ目指してみてください」とMomomi さん。やり切ってみると、今とは違う景色が見えているはず、と語ります。今回こそは憧れのくびれを手に入れられる気がしてきたような……? その気になった皆さん、ぜひ熱が冷めないうちにトライしてみてくださいね。

PROFILE
Momomi

動画クリエイター

1995年、大阪生まれ。早稲田大学国際教養学部卒業。2019年にYouTubeを開設し、1年半で登録者数96万人を突破。55kgから44kgへのダイエットに成功した経験をもとに、配信するダイエット情報「MomoFit」が大人気。Instagramではダイエットに役立つレシピやトレーニング情報などを投稿している。
Instagram:https://z-p42.www.instagram.com/momomi_fit/

CREDIT

撮影/服部希代野 構成・取材・文/坂本アヤノ ヘアメイク/呉あきえ

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