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畜産業の持続可能性を 牛1頭を余すことなく使ったカレーとハッシュドビーフ

  • 2022.4.27
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(左)ビーフカレー(右)ハッシュドビーフ

なかやま牧場(広島県福山市)は、畜産業の持続可能性を視野にいれた「なかやま牧場グリーンシリーズ」を2022年4月22日に発表した。

廃棄されていた牛骨を活用

第1弾は牛を余すことなく使った「まるごと贅沢ビーフカレー」と「まるごと贅沢ハッシュドビーフ」。ミシュラン一つ星に加えて、サステナブルな社会に向けて取り組む料理人やレストランに与えられる「グリーンスター」も獲得したフレンチレストラン「シンシア」の石井真介シェフとタッグを組んで作り上げた。

通常は捨てられてしまう牛骨を12時間煮込み、うま味の濃いフォン・ド・ブフを開発。スパイスに負けないフォンや肉の味わいが楽しめるカレーと、煮詰めたフォン・ド・ブフの旨みとポルト酒の香りが楽しめるハッシュドビーフになった。カレーには大きくカットしたなかやま牛、ハッシュドビーフには牛肩肉が入っている。レストランクォリティながら、牛1頭の命を丸ごと生かした、食の未来に繋がるひと皿が自宅で食べられる。

価格は各1500円(税込、1袋、冷凍)。収益の一部は国土緑化推進機構の「緑の募金」へ寄付される。

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