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約6年間の不妊治療を経て第2子妊娠!やってよかった妻や長女への全力サポート【パパの体験談】

  • 2022.4.25
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私は現在2人の子どもがいる40代の父親です。続発性不妊ため、約6年間の不妊治療後に次女を授かることができました。そして長女の妊娠時には気がつけなかったけれど、次女妊娠時にはいろいろと妻のサポートをすることができました。ここでは、妻の妊娠中に私が家族へどのようなサポートをおこなったのかをお伝えいたします。

長女は一番身近で頼りになるサポーター

最初に、私は長女の心のケアを一番に考えました。長女のなかでまだまだ母親に甘えたい気持ちがありつつも、周りに配慮ができる思いやりも混在しており、さらに妹ができることで責任感を感じていたからです。


妻に対しても負担をかけまいと遠慮がちだったので、私は長女がスキンシップを取りたそうなときや学校での不満を言いたいときなど、小さなサインもできるだけ見逃さずコミュニケーションをとるように心がけました。


次第に長女も次女の誕生が「楽しみで仕方ない」というハイテンションに移っていき、私をいろいろ手伝ってくれるようになって安心しました。

私自身の仕事などの環境を整える

次に私は、仕事場と仕事量を調整しました。私はフリーランスでグラフィックデザインの仕事をしていますが、自宅で仕事をすると集中力が持続しないため、自宅とは別の場所に事務所を構えていました。しかし、妻が妊娠したときから出産後しばらくの期間は、自宅でも仕事ができるように環境を整えました。

そして、長い不妊治療を経ての妊娠だったので後悔したくない思いが強く、ある程度余裕を持てる仕事へ限定することにしたのです。もちろん、収入には影響がありましたが、「そのとき」しかできないことだったので悔いはなく、妻も大変喜んでくれました。

後悔することがないよう妻をサポート

自宅で仕事ができるようにし、妻のサポート体制をとると、とにかくやることが多いと改めて感じました。あらかじめ想像していた掃除や炊事・洗濯に加え、長女のケアや病院への送迎なども加わり、時間の合間を見つけて仕事を進めるとなると、最初のうちはなかなか予定通りにはいきません。


でも徐々に慣れ始め、加えて長女とのコミュニケーションや妻からの労いの言葉などで疲れを忘れることができ、最終的には充実した日々だったと私はとても満足しています。

妻が次女を出産するまでの間、家事の大変さや長女とのコミュニケーションの大切さなど、体験してみないとわからない貴重な経験をさせてもらいました。同時に、妻であり母親である女性の偉大さも感じることができ、あらためて妻に感謝の気持ちを持てました。妻からは、以前より料理がじょうずになったと喜ばれ、長女との距離もずいぶん近くなって意思の疎通もばっちりで、今ではすっかりパパっ子になり、毎日楽しく過ごしています。

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イラスト/マメ美

監修/助産師REIKO


著者:ライター 吉田直樹

二児の父。原因不明の続発性不妊症のため、夫婦揃って不妊治療を数年おこない授かる。グラフィック・Webデザイン事務所を経て、現在グラフィックデザイン・Webデザインのフリーランスとして活動中。

ベビーカレンダー編集部

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