三角筋を伸ばすのがポイント。１日１セット【頑固な肩のコリを和らげる】簡単ストレッチ

パソコンやスマートフォンが欠かせない人にとって肩のコリは切っても切れ離せません。そんな肩のコリの元凶は「腕を前にしている姿勢」。長時間その姿勢でいると肩の横側にある「三角筋」が凝り固まって巻き肩（肩が体の内側に巻いている状態）となってしまい、猫背や胸のたるみなどにつながる恐れもあります。そこで頑固な肩のコリを和らげるためにも習慣に採り入れたいのが、「三角筋」を伸ばす簡単ストレッチです。

頑固な肩のコリが和らぐ。「三角筋」を伸ばす簡単ストレッチ

（１）あぐら座りをして右腕を左肩の方に床と水平に上げ、左手を右腕（二の腕付近）に添える

（２）左腕で右腕を支えながら、腰を捻るように右腕を左方向に引っ張って10秒間キープする

反対側も同様に行い、左右交互に３〜５セットを目安に実践します。なお、期待する効果をきちんと得るためには「肩全体がきちんと伸びているのを意識すること」、「腰を真っ直ぐ伸ばした状態をキープすること」の２つがポイント。伸ばす腕が下がってしまうと、伸ばしたい腕の筋肉をきちんと伸ばせないので注意しましょう。

「三角筋」の柔軟性をキープすることは、肩の可動域を広げることになるので、スッキリ感がグッと増します。椅子に座りながらでもできるストレッチなので、気になった時に行って頑固な肩のコリを和らげていきましょうね。＜ストレッチ監修：Dr.stretch 酒井彩（MGA講師）＞