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「小鳥遊」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.11.19
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今回ご紹介する言葉は「小鳥遊」。

小鳥が遊んでいる様子が頭に浮かぶようですが、あながち間違ってはいません。

これが読めた方は、自身の漢字力に自信をもってくださいね!

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「小鳥遊」の読み方!

では、早速「小鳥遊」の読み方を発表します。

「ことりゆう」と読んだ方は、不正解!もちろん「しょうちょうゆう」でもありませんよ。

読み方がわからない方は、少し想像してみてください。

か弱そうな小鳥が空を飛び回って遊ぶためには、どのような条件が必要でしょうか。

小鳥を襲ってくるような動物がいたら、自由気ままに空は飛べませんよね。

そう、ある生き物がいない状態を「小鳥遊」といいます。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「たかなし」でした!

「小鳥遊」の豆知識

鷹(たか)は猛禽なのでほかの鳥を襲うことが特徴です。

鷹がいると小鳥は安全に遊べないため、小鳥が遊んでいる=鷹がいないとなり「たかなし」と呼ぶようになったのだと考えられています。

ところで、鷹といえば鷹の爪が料理で使われることがありますよね。

「鷹の爪を料理に使うの?」と驚かれる方もいるかもしれませんが、鷹の爪とは決して本物の爪ではありません。

①トウガラシの一品種。果実は先のとがった円筒形で、赤く熟す。辛みが強い。
(後略)

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1042

 

そう、実はトウガラシの一種なのです。辛みが強いので、お料理には少量だけ使ってくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

「小鳥遊」は「たかなし」と読みます。

小鳥が空を飛び回っている様子を見かけたら、ぜひ「小鳥遊」を思い出してくださいね。


参考文献:精選版 日本国語大辞典(小学館)

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