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「末成」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.11.19
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今回ご紹介する言葉は「末成」。

「末」と「成」はどちらも簡単な漢字ですが、組み合わせると読み方に迷ってしまう方が多いかと思います。

「すえなり」とも読みますが、今回は違う読み方を考えてみてください。

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「末成」の読み方!

では、早速「末成」の読み方を発表します。

「まつせい」と読んだ方は、不正解!もちろん「すえせい」でもありませんよ。

「末成」の「成」は、そのまま「なり」と読みます。

ただ、「末」の読み方は少し難しいですよ。「末」は「末枯れる」と読むときと同じ言い方をします。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「うらなり」でした!

「末成」の豆知識

「末枯れる」は「うらがれる」と読みます。

「うら」と「なり」を合わせて「うらなり」です。

では、「末成(うらなり)」とはどういう意味なのでしょうか。

ウリ・カボチャなどで、つるの先のほうに遅れて実がなること。また、その実。小さくて味も落ちる。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.177

 

つるの先にできた小さい実のことを指す言葉ですが、顔が青白くて痩せている人や末っ子に対して使うこともあります。

ほかの漢字では「末生」と書くことも可能です。

ちなみに「末成」を「すえなり」と読む場合も、意味は「うらなり」と同じです。

「末成」とは対照的に、つるに近いほうにできた実は「本成(もとなり)」といいます。

まとめ

いかがでしたか?

「末成」は「うらなり」と読みます。

そのまま「すえなり」と読んでも正解ですが、この機会に「うらなり」と読むこともぜひ覚えておいてくださいね!


参考文献:精選版 日本国語大辞典(小学館)