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「濁醪」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.11.20
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今回ご紹介する言葉は「濁醪」。

ぱっと見ではなんの言葉かわかりづらいですが、実はとあるお酒の名前です。

4文字で読み方を考えてみてくださいね。

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「濁醪」の読み方!

では、早速「濁醪」の読み方を発表します。

「醪」は「もろみ」と読みますが、「にごるもろみ」と読んだ方は、不正解!もちろん「だくもろみ」でもありませんよ。

「濁」という漢字が使われていることからもわかるとおり、見た目は焼酎や日本酒のように透き通ってはおらず白く濁っています。

「濁醪」は、「もろみざけ」や「しろうま」、「どび」などと呼ばれることのあるお酒です。

少しとろみがあり、甘みも感じられます。甘いお酒が好きな方は飲んだことがあるかもしれませんね。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「どぶろく」でした!

「濁醪」の豆知識

「どぶろく」を聞いたことはあっても、どのようなお酒かご存知ない方も多いかと思います。

では、「濁醪(どぶろく)」について辞書で調べてみましょう。

発酵させただけでもろみを濾し取らない。白く濁った酒。にごりざけ。もろみざけ。白馬。どぶ。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1256

 

「醪(もろみ)」を漉さずに「濁」った状態で完成させられるので、「濁醪」で「どぶろく」なんですね。

ちなみに「醪」だけでも「どぶろく」と読むことができます。

ところで、お酒好きな方ならお気づきかもしれませんが、「濁醪」とマッコリはどちらも白く濁っていてよく似ていると思いませんか?

マッコリは米や小麦などから作られている朝鮮の伝統的な濁り酒です。

原料や発祥となった国が違うんですね。

まとめ

いかがでしたか?

「濁醪」は「どぶろく」と読みます。

お店で見かけたら、ぜひ一度手にとってみてはいかがでしょうか。