1. トップ
  2. 「溝貝」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は...?

「溝貝」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は...?

  • 2022.7.18
undefined

今回ご紹介する言葉は「溝貝」。

そのまま「みぞがい」とも読みますが、今回は違う読み方を考えてみてくださいね。

「貝」の漢字があることからもわかるとおり、貝に関係している言葉ですよ。

今回は5文字で読み方を考えてみてください。

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「溝貝」の読み方!

では、早速「溝貝」の読み方を発表します。

「こうがい」と読んだ方は、不正解!「どぶがい」とも読みますが、5文字ではないのでこちらも不正解です。

「貝」はとくにひねった読み方はせず、「がい」と読みます。

問題は「溝」の読み方です。

「溝貝」と書いて「○○○がい」と読みます。「がい」以外の部分に当てはまる3文字の読み方を考えてみてくださいね。

ここでヒントを出しましょう。

「溝貝」は「烏貝」と書くことも可能です。「烏」の読み方がわかれば「溝貝」もわかるはず。

そう、正解は「からすがい」でした!

「溝貝」の豆知識

「烏貝」ならまだ読みやすいですが、「溝貝」だとかなり難しく感じますよね。

では、「溝貝(からすがい)」とはどのような貝なのでしょうか。

湖沼にすむイシガイ科の二枚貝。殻長約二〇センチメートルに達し、日本の淡水産の貝では最も大きい。食用には適さないが、内面に真珠光沢のある殻は、ボタンや貝細工の材料にする。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.363

 

約20センチメートルもあるなんて驚きの大きさですね。

さて、小学生でも知っている「貝」ですが、どのように作られた漢字なのでしょうか。

「貝」は子安貝の形から作られた象形文字です。昔は呪器や貨幣としても使用されていました。

貨幣に使用されていた歴史があることから、「購」や「財」などお金に絡む漢字には「貝」の部首が入っているんですよ。

まとめ

いかがでしたか?

「溝貝」は「からすがい」と読みます。

「溝貝」は絶滅の可能性があるとも言われている貴重な貝です。

もしも見つけられたら本当にラッキーですよ!


参考文献:常用字解[第二版]