今回ご紹介する言葉は「放る」。
「ほうる」や「はなる」「はふる」とも読みますが、今回は2文字で読み方を考えてみてくださいね。
さて、一体なんと読むのかわかりますか?
「放る」の読み方!
では、早速「放る」の読み方を発表します。
3文字だといろいろと読み方が思い浮かぶかと思いますが、今回は2文字なので頭をよく使って考えてみてください。
読み仮名は全部で2文字なので、「放」の読みは1文字です。
ここで2つ、ヒントを出しましょう。
①「放る」は、おならをしたときに使う「放屁」と似たような意味で使われることが多い言葉です。
②「放」には「は行」のうちどれかが当てはまります。
さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?
実は、今回の読み方は2つありますよ。
正解は「ひる」「ほる」でした!
「放る」の豆知識
では、「放る(ひる)」の意味を確認してみましょう。
体外へ排泄する。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1497
「屁を放る」のように、なにかを外に出すときに使う言葉です。ちなみに「放る」はほかに「まる」とも読みます。
「ほる」は「放る(ほうる)」と同じように何かを捨てるとき、「まる」は排泄をするときに使われる言葉です。
ところで「放」の漢字は、さまざまな表外読みがあることでも知られています。
「放す(ゆるす・まかす)」や「放(ほしいまま)」、「放く(さく)」や「放く(こく)」などが代表的です。
すべて読めた方はいるでしょうか?
読めた方はスゴいです!自分の漢字力に自信をもってくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
「放る」は「ほうる」「はなる」「はふる」「まる」の他に、「ひる」「ほる」と読みます。
日常生活ではあまり使わないかもしれませんが、この機会にぜひ覚えておいてくださいね!
※参考文献:文化庁「常用漢字表の音訓索引」