「虚空」はなんと読む？読めたらスゴい難読漢字、正解は...？

新生活が始まってしばらく経ちました。そろそろ慣れてきた方も多いのではないでしょうか。

その一方で、疲れが抜けきらず休日にぼーっと空を眺めている方もいるかもしれません。

さて、今回は「空」を使った言葉から「虚空」をご紹介します。

「きょくう」とも読みますが、今回は違う読み方を考えてみてくださいね。

一体なんと読むのかわかりますか？

では、早速「虚空」の読み方を発表します。

「きょそら」と読んだ方は、不正解！

「虚」と「空」はどちらも「むなしい」という意味をもっていることから、それぞれを組み合わせた「虚空」も、むなしさを感じるときに使いますよ。

今回の読み仮名は全部で3文字です。

「空」は訓読みでそのまま「くう」と読みます。ただ、「虚」の読み方は少し難しいかもしれません。

「虚融澹泊」に使われている「虚」と同じ読み方をしますよ。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか？

正解は「こくう」でした！

ヒントで出した「虚融澹泊」の読み方は「こゆうたんぱく」でした。

「虚」を「こ」と読むことはあまりないので、今回の問題は難しく感じた方が多いかと思います。

では、「虚空（こくう）」とはどういう意味なのでしょうか。

何もない空間。また、空。大空。

出典：北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店（2017年4月1日版）p.601

単に空のことを指す場合もありますが、とくに何もない空間を指して使われる言葉です。

「きょくう」と読む場合も、ほとんど同じ意味で使われます。

ところで、「空」という漢字には、難しい読み方がいくつかあるのをご存知でしょうか。

「空しい（むなしい）」のほかに、「空ろ（うつろ）」や「空ける（うつける）」、「空（あな・うろ）」などの読み方もあるんですよ。

みなさんはいくつご存知でしたか？

いかがでしたか？

「虚空」は「こくう」と読みます。

疲れがたまってぼんやり空を眺めることが増えてきたら、できるだけ休養を取るようにしてくださいね。

決してむりだけはしないよう、ご注意ください…！