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「赤秀」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.8.30
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今回ご紹介する難読漢字は「赤秀」です。

「赤」に「秀」と、どちらも簡単な漢字ですよね。ただ、組み合わさると話が変わってきます。

なんと読むのか、ぜひお考えください!

「赤秀」の読み方!

字面からそのまま「あかしゅう」「あかほ」と読んだ方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、残念ながらどちらも不正解です。でも、読み仮名は「あかほ」と同じく3文字となっています。

「あ〇〇」と読みますよ。字面からは想像できないかもしれませんが、ある植物を表しています。

四国地方など、本州の南西部に生えているため、東北や関東にお住まいの方は目にしたことがないかもしれません。

…それでは、正解を発表します。

正解は「あこう」でした!

「赤秀」について

ヒントで申し上げた通り、「赤秀(あこう)」は植物の名前です。「雀榕」「赤榕」「榕」という別表記もありますよ。

しかし、どのような植物かご存知の方はあまりいらっしゃらないかもしれません。

せっかくなので、この機会にどのような植物なのか、詳しく調べてみましょう!

あこう【雀=榕/▽赤▽秀】
クワ科の常緑高木。本州南西部の暖地に自生。幹の直径は1メートルに達し、周囲に気根を出す。葉は大きな長楕円形で、春に落葉してただちに新しい葉をつける。雌雄異株。春にイチジクに似た花をつける。あこぎ。あこのき。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

「幹の直径は1メートル」という引用からも察せられるかと思いますが「赤秀」はかなり大きな植物です。全長は12〜20メートル、葉でさえ10〜15センチメートルになるようです。

また、もしかすると引用にある「気根(きこん)」が気になっている方もいらっしゃるかもしれませんね。これは空気中に伸びる根のことです。普通根は地中にあるものという認識があることから、驚いた方も多いのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたか?

「赤秀」は「あこう」と読みます。

「赤秀」以外にもちょっと変わった名前の植物はまだまだたくさんあります。今後もご紹介させていただきますね!