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「貝被」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.8.21
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海の生き物といえば「魚(さかな)」や「貝(かい)」に「海老(えび)」「蛸(たこ)」など、美味しいものがたくさんありますよね。今晩のおかずにしようと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

さて、今回紹介する言葉は、そんな海の生き物である「貝被」です。

「貝被」の読み方!

そのまま「かいひ」「かいかぶり」と読むだけでは、残念ながら不正解です。

ただ、正解に近づいていないというわけではありません。実は、「かいかぶり」を1文字変えるだけで大丈夫なんですよ!

どの文字をなにに変えればいいか、考えてみてくださいね。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「かいかむり」でした!

「貝被」について

1文字しか違わないとはいえ、初見で「かいかむり」と読めた方は少なかったかもしれません。

さて、気になる「貝被」の詳細ですが、こちらは「貝」ではありません。海に生息する別の生き物となっております。

それでは、辞書でその正体を確かめてみましょう。

かい‐かむり〔かひ‐〕【貝▽被】
十脚目カイカムリ科のカニ。浅海の岩場にすむ。甲幅8センチくらい。甲は半球形にふくらみ、体表は茶色の毛で覆われる。後ろ二対の歩脚は短くて背面につき、先が鉤かぎ状で貝殻・ホヤや海綿を背負う。生殖孔の位置から、原始的とされる。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「貝」ではなく、「蟹(カニ)」のことなんだとか。

その生態から「宿借(やどかり)」にも思えるかもしれませんが、画像を調べてみると見た目は「蟹」そのものでした。

また、その歩き方も大きな特徴の一つです。「蟹」は右に左にと横に移動することはみなさんもよくご存知かと思います。ただ、この「貝被」は前後に移動するとのこと。「蟹」は横移動の印象が強いため、動く姿を想像しにくいかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

「貝被」は「かいかむり」と読みます。

「貝被」のような、海に棲む生き物を表す難読漢字はまだまだたくさんあります。今後もご紹介させていただきますね!