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「漉く」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.8.3
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今回みなさんに読み方を当てていただく難読漢字は「漉く」です。

構成要素に注目すると「氵(さんずい)」に「鹿」と、パーツ単体はよく見かけるかと思います。ただ、これらが組み合わさってできる「漉」は、あまり目にしたことがないかもしれません。

この機会に、なんと読むのか考えてみてください!

「漉く」の読み方!

「鹿」が含まれるからといって、簡単に「しかく」「かく」と読んでも不正解です。

このまま似た漢字から連想するだけでは、正解にたどり着くことは難しいかもしれません。

それでは、ここでヒント!

この「漉く」の読み方は、ある慣用句で聞いたことがあるかもしれません。「気分がさわやかになる。胸のつかえがとれる」(出典:『精選版 日本国語大辞典』/小学館)という意味の表現があります。「胸が〇く」、こちらに見覚えはありませんか…?

もうお分かりですね。そう、正解は「すく」でした!

「漉く」について

「漉く」と書いて「すく」と読む。字面から読み方を想像することは難しかったかもしれませんね。

それでは、ここで意味の確認に移りましょう。「漉く」とはいったいどういう意味なのでしょうか。辞書の記載は下記の通りとなっています。

す・く【×漉く/▽抄く】[動カ五(四)]《「透く」と同語源》
1 溶かした原料を簀子の上に薄くのばし敷いて紙をつくる。また、パルプなどを原料にして紙をつくる。「紙を―・く」
2 紙のように薄いものをつくる。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

引用文にあるように紙、または紙のように薄いものを作る際に使う言葉です。他にも「革(かわ)」を加工する際にも用いられます。

ちなみに「漉く」だけでなく「抄く」と書くこともできますので、併せて覚えておいてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「漉く」は「すく」と読みます。

簡単そうに見えて、意外に読めない漢字はまだまだたくさんあるんです。今後もご紹介させていただきますね!