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「尺蠖」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.7.11
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もうすぐ夏がやってきますね。だんだんと暖かくなるにつれ、いろいろな虫が活発になってくるかと思います。

今回ご紹介する言葉は、そんな虫の一種である「尺蠖」です。いったいなんと読むのか、わかりますか…?

「尺蠖」の読み方!

字面からそのまま「しゃっかく」と読んでも正解です。ただ、当てていただきたいのはもう一つの読み方となっています。

ヒントですが、この読み方をする別の言葉は、日常会話でもしばしば使いますよ。

「〇〇〇〇だから、今日はゆっくりしていってよ」などと言ったりします。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「せっかく」でした!

「尺蠖」について

虫の名前に「せっかく」、日頃使っている「折角(せっかく)」のイメージが強く、なかなか発想できない読み方かもしれませんね。

ちなみに「しゃっかく」「せっかく」のほかに「おぎむし」と読むこともできますよ。

それでは、気になる「尺蠖」の詳細を確認してみましょう。

せっ‐かく〔セキクワク〕【▽尺×蠖】尺取虫の別名。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

「尺取虫(しゃくとりむし)」は「尺蛾(しゃくが)」という昆虫の幼虫です。細長く、よく見かける芋虫と似ているため、見かけだけでは区別できないかもしれません。

ただ、それはあくまでも動いている時の話です。木の上に静止しているこの虫は、まるで枯れ枝のように見えるそうですよ。擬態することで外敵から身を守る、「尺取虫」の生き残るための手段なんだとか。

まとめ

いかがでしたか?

「尺蠖」は「しゃっかく」「おぎむし」の他に「せっかく」と読みます。

今後も虫に関する難読漢字をたくさんご紹介させていただきますね!