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「胡蜂」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.6.22
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暑くなっていくとともに怖くなるのが「蜂(はち)」ではないでしょうか。

「蜂蜜(はちみつ)」は美味しいですが、それを作っている虫にはなるべく遭遇したくないですよね。

さて、今回はそんな「蜂」の中から「胡蜂」をご紹介します。

「胡蜂」の読み方!

ぱっと見で「こんな蜂いたっけ?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんね。

「蜂」で有名なものといえば「蜜蜂(みつばち)」や「雀蜂(すずめばち)」「熊蜂(くまばち)」などが挙げられるかと思います。

ここでみなさんに大ヒント!

実は今回の「胡蜂」、なんと上記のいずれかの別表記となっています。どれが「胡蜂」なのか考えてみてください!

…そろそろお分かりになりましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「すずめばち」でした!

「胡蜂」について

「すずめばち」は「雀蜂」という漢字表記が周知されていることもあり、正答率は低かったかもしれませんね。

それでは、夏により活発になる「胡蜂」の実態に迫ってみましょう。辞書の記載は下記の通りとなっています。

すずめ‐ばち【雀蜂・胡蜂】
〘名〙
スズメバチ科のハチ。日本産のハチのうち最大種で、雌バチは体長四センチメートルに達する。働きバチは小さく約二・五センチメートル。頭部は赤褐色で胸部は黒く、腹部は黒と黄褐色の縞模様をなす。はねは淡褐色で透明。腹端に毒性の強い針をもち、怒らせると人畜をも攻撃する。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

日本で最も大きな「蜂」である「胡蜂」は、その巣も直径40~60cmもの大きさになります。土中や大木の空洞にあるそうなので、その周辺を「胡蜂」が飛んでいたら近づかないようにしてくださいね!

さて、「胡蜂」は毒性の強い針を持っています。

他の虫を襲い、時には同じ「蜂」である「蜜蜂」の巣を標的にすることもあります。

大変危険な虫ですので、もし近くにいる場合は慌てず逃げることを考えて行動するようにしてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「胡蜂」は「すずめばち」と読みます。

この他にも虫に関する難読漢字はまだまだたくさんあるんです。今後もご紹介させていただきますね!

※参考文献:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)