もうすぐ夏がやってきますね。だんだんと暑くなってきており、肌に当たる「風」でも分かるようになってきました。
さて、今回はそんな「風」が含まれている言葉から「真風」をご紹介します。
「真風」の読み方!
そのまま「まかぜ」「まふう」と読んだ方が多いかもしれませんが、残念ながら不正解です。
ただ「これ以上は思いつかない」とお困りの方もいらっしゃるかもしれませんので、ここでヒントをお伝えします。
「○○でスゴい!」や「その話って○○?」などのように使う言葉と、「真風」の読み方は共通しているんです。基本的には「本気」という意味で使いますよ。
…もうお分かりですね。
そう、正解は「まじ」でした!
「真風」について
「真風」と書いて「まじ」と読む。なかなか想像しづらいものだったかもしれませんね。
ちなみに、「真風」は「まじ」の他に「まぜ」とも読みます。併せて覚えておいてくださいね!
それでは「真風」の意味を辞書で確認してみましょう。
ま‐じ【真▽風】
南または南西の風。まぜ。まじの風。多く西日本でいう。
出典:『デジタル大辞泉』(小学館)
ヒントでお出しした私たちのよく知る「まじ」とは違い、「真風」は文字通り「風」を表す言葉です。
ちなみに、引用にある通りこの言葉は西日本で使われていますが、西日本ではもう一つ変わった読み方をする「風」があります。
「南風」、「まじ」が意味するものでもあるこの言葉を、西日本一帯では「はえ」と呼びます。また、南海道では「ようず」と呼ぶそうですよ。
まとめ
いかがでしたか?
「真風」は「まじ」「まぜ」と読みます。
他にも「真風」のように意外な読み方をする難読漢字はたくさんあるんです。今後もご紹介させていただきますね!