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「牽牛子」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.8.22
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今回ご紹介する漢字は「牽牛子」です。

「牽制(けんせい)」の「牽」に「牛」と「子」が組み合わさっているこの言葉、どんなものなのか予想もつかないかもしれません。

実はこの「牽牛子」、みなさんもよく知るある植物のことを表しています。

読み方と併せて、どんな植物なのかお考えください!

「牽牛子」の読み方!

「けんぎゅうし」「けんごし」と読んでももちろん正解。ただ、読み方は後1つ残されています。

しかし、ここまで来れば答えはもうすぐそこです。最後の読み方は、上記のうちの「けんごし」と1文字違いとなっています。

「けんごし」のうち、どれをどう変えればいいのか、もう少しお考えください!

…どうでしょう。答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「けにごし」でした!

「牽牛子」について

1文字変えるだけ、とは言うものの初見で「けにごし」と読むには難しい問題だったかもしれませんね。

さて、冒頭でもお伝えしましたが「牽牛子」はある植物のこと。みなさんはどんなものを想像されましたか?

それでは、気になる正体を辞書で確かめてみましょう!

けにご‐し【×牽▽牛子】
アサガオの別名。けんごし。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

梅雨の時期にお馴染みの「アサガオ」を「牽牛子」と呼びます。

漢名に由来しており、中国では「アサガオ」を「牽牛(けんご)」、その種子を「牽牛子(けんごし)」と呼ぶんだとか。

なぜ「アサガオ」を「牽牛子」と称するようになったか、気になる方も多いかと思います。諸説ありますが、その中の一説には「アサガオ」の種は当時は高価で、そのお礼をしに「牛」を「牽」いて行ったことからなんだそうです。他にも気になった方は調べてみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

「牽牛子」は「けんぎゅうし」「けんごし」「けにごし」と読みます。

みなさんの身近な植物にも、まだまた意外な別名や漢字表記があるんです。今後もご紹介させていただきますね!