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「千五百」は「せんごひゃく」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.6.20
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漢数字は「一(いち)」「十(じゅう)」「百(ひゃく)」と、基本的に対応する数字と同じ読み方をしますよね。

ただ、漢数字の中でも意外な読み方をするものもあるんです。

今回ご紹介する言葉は「千五百」、「せんごひゃく」以外にどう読めばいいのでしょうか…?

「千五百」の読み方!

今回の問題は当て字を考えてみると答えに近づけるかもしれません。

「千」は「千代田区(ちよだく)」、「五」は「五つ(いつつ)」と読むことができますよね。「百」も同じように、別の読み方で使われている言葉があります。その言葉を探してみてください!

…そろそろ答えの見当はついたでしょうか。

それでは、正解を発表します。

正解は「ちいお」でした!

「千五百」について

「百」は「八百屋(やおや)」のように「お」と読めることを思い出せた方には、簡単な問題だったかもしれませんね。

ちなみに「千五百」は他に「ちいほ」と読むこともできますよ。

さて、実はこの「ちいお」は、単純に数字の1500の別の読み方、というわけではありません。ちゃんと固有の意味があります。

いったいなにを表す言葉なのか、辞書を見てみましょう。

ち‐いお ‥いほ【千五百】
〘名〙
数が非常に多いこと。数限りないこと。無数。

(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)

 

もっと多い数はまだまだあるにも関わらず、「千五百」で「数が非常に多いこと」を表現するとは、少し意外だったのではないでしょうか。

ちなみに、「千五百」に「秋」を付けた「千五百秋(ちいおあき)」という言葉もあります。「長い年月。永久。永遠。千歳(ちとせ)」を表す「千秋(ちあき)」と同じ意味ですよ。

まとめ

いかがでしたか?

「千五百」は「ちいお」と読むこともできます。

もしかしたら「千五百」以外にも、一見漢数字に見える難読漢字があるかもしれません。興味のある方はぜひ調べてみてください!

 

※参考文献:『精選版 日本国語大辞典』小学館