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「海菴」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.5.31
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もうすぐ夏がやってきますね。この夏は久しぶりに「海」に行く、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、そんな「海」が含まれる「海菴」の読み方を当てていただきます。

「海菴」の読み方!

先に「菴」の読み方をお伝えします。

「あん」や「いおり」とも読みますが、今回の「海菴」の場合、読み方は「れん」です。

ただ、残る「海」の読み方も少し難しいかもしれません。少なくとも「うみ」や「かい」ではありませんよ。

ヒントを出すと、「肺」や「灰」「配」と同じ読み方となっています。

…もうお分かりですね。

そう、正解は「はいれん」でした!

「海菴」について

「海」も「菴」も日頃使わない読み方がされており、初見では中々正解にたどり着けない難読漢字でした。

それでは、ここから意味の確認に移りましょう。

この「海菴」、実はある魚の名前なのですが聞いたことがあるでしょうか。初めて知ったという方は、ぜひこの機会に目を通してください!

はい‐れん【▽海×菴】カライワシ科の海水魚。全長50センチ以上になる。体は細長く、側扁し、背びれの後端が糸状に伸びている。稚魚は葉形をしたレプトセファルス期を経て成長。西太平洋からインド洋の沿岸に多く、淡水域にも入る。いせごい。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

「カライワシ科」と引用文にあることから「鰯(いわし)」の仲間と推測されている方がいらっしゃるかもしれませんね。

ただ、「海菴」と「鰯」は全く別の魚です。「鰯」と呼ばれる「真鰯(まいわし)や「潤目鰯(うるめいわし)」「片口鰯(かたくちいわし)」は「ニシン科」に属する別の種類の魚。また、前者は50センチ以上、後者は20センチ前後と、大きさからかなり違います。

ちなみに、この「海菴」は他に、引用文にある「伊勢鯉(いせごい)」や「ホンコノシロ」「イユクエー」とも呼ばれるそうですよ。

まとめ

いかがでしたか?

「海菴」は「はいれん」と読みます。

文字だけでは想像できない、そんな方はぜひ「海菴」を画像検索してみてくださいね!