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「若干」は「じゃっかん」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.6.1
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「若干(じゃっかん)」というと「若干足りないかな…」「採用者数は若干名ですね」など、具体的ではないものの、そう多くはない数を指す言葉ですよね。

今回はそんな「若干」の別の読み方を当てていただきます。

なんと読むのか、分かりますか…?

「若干」の読み方!

「若干」を「じゃっかん」以外で読んだことがないために見当もつかない、そうお悩みになっている方も多いのではないでしょうか。

お困りの方のために、ここでヒント!

「若干」のこの読み方には「幾許」という別表記があります。「若干」「幾許」のどちらに当てはめても読めるものを考えてみてください!

いかがでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「そこばく」でした!

「若干」について

答えを知った今でも「そこばく」という読み方に違和感がある、という方もいらっしゃるかもしれませんね。「若干」「幾許」どちらであっても初見で読むことは難しいかと思います。

ちなみに「幾許」を「じゃっかん」とは読みません。また、「いくばく」や他の読み方もする場合もありますのでこの機会に覚えておくのも良いかもしれません!

それでは、ここで意味の確認に移りましょう。

「じゃっかん」と同じく「はっきりしないが、それほど多くはない数量を表す。いくらか。少しばかり。多少」といった意味なのか、それとも…。辞書で確認してみましょう。

そこば‐く【若=干/幾=許】
[副]
1 いくらか。いくつか。そくばく。
2 数量の多いさま。たくさん。多く。
3 程度のはなはだしいさま。たいへん。非常に。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

1はまだしも、2や3は「じゃっかん」とは正反対と言ってもいいような意味でしたね。

また「若干」「幾許」の共通する読み方には他に、「そこばく」と同じ意味の「そこば」「そこばこ」「そくばく」もありますよ。

同じ漢字表記とはいえ「じゃっかん」と「そこばく」では使う機会が異なりますので、混同しないように気をつけてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「若干」は「じゃっかん」の他に「そこばく」とも読みます。

「若干」以外にも、読み方によって意味が正反対の言葉は他にもあるかもしれません。興味のある方はぜひ調べてみてくださいね!

 

※参考文献:『デジタル大辞泉』小学館