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マックスマーラの101801 アイコンコート

  • 2022.4.21

ファッション、美容、食べ物、インテリア、本、うつわ……、フィガロ部員たちがリアルに買った最近のお買い物を報告します。

マックスマーラ「101801 アイコンコート」

あたたかくなったかと思いきや、寒の戻りで肌寒かったり、アウターに迷う日々が続きます。そんな不安定な気温が続く日々を支えてくれる頼もしい一着を、マックスマーラで手に入れました。

実はこのコート、以前、フィガロの誌面でお借りして撮影させていただいたのですが、機能性の素晴らしさと袖を通した時の美しさに感動し、必ず手に入れようと決心したのでした。それからこつこつとコート貯金をし、ようやく手に入れた思い入れの強い一着です。

毎日自転車に乗り、時には想定外の雨に降られ、毎週末公園へと繰り出す泥臭い日々を送っている私にとって、カシミアやウールのコートは、もはや特別な日のためのものになってしまいました。皺や汚れを気にせずに毎日着ることができて、でもきちんとして見えるきれいなコートが欲しい、と願っていた私にとって、まさに運命のコートでした。

101801コートは、1981年に誕生して以来、エターナルなアイテムとして世界中で愛されてきたマックスマーラのアイコン。そんなタイムレスなコートが、デザインはそのままに、なんとジャージ素材で登場したのです。

派手さのない、非常にベーシックなアイテムですが、計算しつくされたオーバーサイズのストレートシルエットに、只者ではないオーラが漂います。襟やヘムに施したマックスマーラのシグネチャーであるハンドメイド風ステッチが、いい塩梅でこのコートの個性を引き出してくれています。

程よく肉厚で伸縮性に優れたジャージー生地は軽くてシワにならない上、季節を感じさせない素材でもあるので、ニットやロンTなど、合わせるインナー次第でシーズンレスに着回せる汎用性の高さも魅力。さらに、時代にも流行にもとらわれないエターナルなコートは、私にはややエレガントすぎる? と気後れしていたのですが、素材がジャージになることで、ぐっと距離が縮まりました。

分厚い冬のコートはクリーニングに預け、衣替えは完了しましたが、このコートだけはオールシーズン、クローゼットに置いておくことにします。

編集T

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