沖縄ゆる旅【見た目はまるでかき氷!? ぶくぶく茶ってなに？】

「茶碗に盛られたかき氷」のように見えるこの物体の正体、なんだかわかりますか？
実はこれ、お茶なんです。その名も「ぶくぶく茶」。茶筅で立てた薫り高い泡をお茶の上に乗せ、泡と一緒に楽しむ沖縄の伝統的なお茶で、琉球王朝時代に生まれ、お祝いの席で飲まれたものだそう。

このお茶が楽しめると聞いて訪れたのは、那覇市国際通りから徒歩10分の場所にある「うちなー茶屋＆ギャラリーぶくぶく」。ぶくぶく茶をオーダーすると「シャシャシャ」とお茶を立てる音が聞こえてきた。こんなにふわふわの泡、どうやって立てているの？

「お茶は玄米茶、泡はお米の煮汁とさんぴん茶を合わせたものを茶筅で立てています。沖縄伝統のぶくぶく茶を研究している方たちの教えを受け、できる限り伝統的な形に沿って作っています。お店によってはゴーヤ茶やコーヒーなどアレンジを加えているところもあるので、いろんなぶくぶく茶を飲みくらべてみるのも楽しいかもしれませんね」

琉球菓子と一緒に出てきたぶくぶく茶、まずは泡だけ食べたくなってしまうが、そこは我慢。泡がてんこ盛りの状態のまま茶碗を持ち上げて、泡と一緒にお茶を楽しむのが正しい飲み方なんです。香ばしい玄米茶の香りとまろやかな泡の味わいに身も心もほっこり。泡が鼻についてしまうことがあるけれど、これもティータイムの楽しい思い出になるはず！

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【店舗情報】
うちなー茶屋＆ギャラリーぶくぶく
住所：沖縄県那覇市壺屋１丁目22-35
☎︎098-943-4811
営業時間：10:00～19:00
定休日：なし
アクセス：ゆいレール 牧志駅 徒歩約10分

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【近隣のゴルフ場】
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※2020年3月19日公開時の情報です