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社会人の多くが感じる「2年目の壁」、乗り越える具体的な方法とは

  • 2022.4.19
出典:シティリビングWeb

今年も、職場に新しい仲間は入社されましたか?一向に収まることのないコロナパンデミック禍中ではありますが、経済活動は粛々と続いています。働くことは生きること。人間が社会生活を営む上で、「職場」というコミュニティは非常に重要な居場所でもあります。

入社2年目の皆さんは、今どのような心境でいらっしゃいますか?1年が過ぎて、どうにかこうにかご自身の役割や職務内容がつかめてこれた時期ではないでしょうか?

オンラインでのコミュニケーションにも慣れてきたでしょうし、だんだんと職場環境になじみ、「社会で働く」ことはこういうことか、と腑に落ちる経験が積み重なってくる頃でしょう。

誰もが感じる「2年目の壁」

ハッピーキャリアを築いていく際、誰もが2年目の壁にぶち当たります。リアルジョブプレビューという言葉を聞いたことがある人もいるかと思いますが、外部からでは知ることができない、「商慣習」「業界慣習」「価値観」「人間関係」などが1年経つことで「職場の内部から」リアルが段々と見えてきた頃でしょう。

「こんなはずじゃなかった」「想像していた職場ではなかった」「期待外れ」と感じて、離職を検討する人も、毎年必ずいるわけです。社会人の先輩方はご自身の入社2年目の頃を思い出してみてほしいと思います。

人生万事塞翁が馬という故事成語ではありませんが、同じ出来事が起こったとしても感じ方は人それぞれであり、ある人にとっては最高の職場でも、ある人にしてみれば最低の職場であったということも、枚挙に暇がありません。日々刻々と変化する最先端のビジネス現場では、想定外のことも多く起こります。

客観的にふり返ってみる時間を持ってみて

キャリアカウンセリングの現場では、転職も含めた「適材適所」を支援するのですが、ご本人が職場に対して感じるフィット感は、何に起因しているのかも、個別にお話を伺う中で明確にすることができます。

職務内容が合ってないのか、働き方が期待と異なっていたのか、成長実感がないのか、同僚や先輩や上司とウマが合わないのか、不満をあげればきりがないし、嫌だと思えば嫌になるし、楽しいと思えば楽しくなります。否が応でも人間は年齢を積み重ねて経験を積んでいきますし、いつまでも「新人」でいることはできません。2年目だからこそ、「ここで」踏ん張ることが大切なのか、潔く別の職場に移ることで違った職業キャリアを開きたいのか、そういう「未来の可能性」への悩みも尽きることはありません。

決めるのは、「あなた」です。まずは自分の心の中に生じてしまっている「もやもや」を誰かに話すなり、書きだすなり、客観的にふり返ってみる時間を持ちましょう。先輩や上司、気心知れた学生時代の友達、家族、我々のようなカウンセラーも含め、今は外部にも相談機関や支援窓口がたくさんあります。

目の前のことに全力を尽くして、HAPPYに成長しよう!

セクハラやパワハラであれば我慢することなく逃げることが必要な場合もあります。前向きな転職を希望するにしても、今の職場でできることがまだまだあるかもしれません。職場でのハッピーを創り出すのも「あなた」次第。

2年目社員は、もう新人ではないのです。会社の戦力として、自分の潜在的な力やあらゆる可能性を芽吹かせ、花開いていける貴重な「人財」でもあるのです。

あなたの人生はあなたが創ります。自分の力を信じて「2年目だからこそ」できる最善を尽くしてください。自分の力を、肯定的にとらえたときに、全てがうまくいきます。目の前のことに全力を尽くせば、必ずHAPPYに成長できますよ。

全国の2年目社員の皆さん、未来をつくるためには、「若さ」も武器です!新人ではないけど、失敗ができるのは2年目社員の特権でもあるのですから(^^♪

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