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妻が「術中覚醒をしている」と聞かされた。そのとき夫がとった行動とは… #手術中に目覚めた 13

  • 2022.4.19

【手術中に目覚めたはなし 第13話】普段は、フォロワーさんの体験談をマンガ化しInstagramにて発信されている稲さん。今回ご紹介するお話は、稲さんご本人の衝撃体験をマンガ化したものです。「卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)」の手術をすることになり、手術中、麻酔で意識を失った……かと思ったら稲さんはふと目覚めました。

その後、病院側のミスで術中覚醒をしていたことが説明された稲さん。手術は成功しましたが、術中覚醒の件でPTSDを発症する可能性があると医師から聞かされ、稲さんのなかの不安はどんどん大きくなっていき……。

【第13話】手術中に目覚めたはなし

稲(いな)です。術中覚醒という言葉をご存知ですか。

手術中の全身麻酔で眠っているはずが、目を覚ましてしまうことです。もし全身麻酔の手術中に、目が覚めたらどうしますか? そんな恐怖の体験をしてしまったので、体験談を語っていきたいと思います。

※マンガ中では、手術中の実際の描写や細かな描写は省略しています。

稲男くんは泣きじゃくりながら説明する私の話を、真剣に聞きながら、それを聞き逃さずすべてメモを取っていました。(メモを取っていたことは後から知りました)

すべて知っていたはずなのに、ひと言も「俺も術中覚醒を聞かされてびっくりだったよ」とか自分の話をせずに、「えらかったね、頑張ったね」とただただ私をほめて、微笑んでくれていました。神対応だったと思います。

このときの対応のおかげで、私はつぶれずに済んだと思っています。

◇ ◇ ◇

夫・稲男さんの対応に救われたという稲さん。こういった不安で押しつぶされそうなとき、家族やパートナーはとても心強い存在ですね。そして、病院側との話し合いの結果、手術・入院費と同じほどの額の慰謝料の支払いと、今後PTSDを発症する可能性のある稲さんの心のケアとして無償でカウンセリングがおこなわれることに。話がまとまったあと、稲さんの状態、腫瘍の検査の結果は……。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/助産師REIKO


稲さんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪

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著者:マンガ家・イラストレーター 稲

インスタで漫画を描く一級建築士。

・フォロワー様からいただいた、恐怖体験 | 失敗談 | ほっこりなどのエピソードや、自身の体験を漫画で配信

・音声メディア voicyのパーソナリティとして、音声でもエピソードを配信中

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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