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「海燕」は「うみつばめ」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.5.9
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今回ご紹介する言葉は「海燕」です。

「そのまま読めばいいのでは?」とお思いの方が多いかもしれませんね。

もちろん「うみつばめ」や「かいえん」とも読みますが、もう1つ変わった読み方があります。みなさんはなんと読むのか分かりますか…?

「海燕」の読み方!

それでは、さっそくヒントをお出しします。

「海燕」の読み仮名は6文字です。また、その6文字の中には「燕」とは違う生き物の名前が入ります。

海に潜む、足の数が特徴的な生き物です。食用としても親しまれており、大阪の「〇〇焼き」が有名かと思います。

…そろそろ答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「たこのまくら」でした!

「海燕」について

「たこのまくら」は「蛸枕」と書くこともできます。

ただ、読み方と別表記は分かりましたが、かえって「海燕」がどんなものなのか分からなくなった方もいらっしゃるかもしれません。

「燕」なのか「蛸」なのか、正体を確かめるために辞書を見てみましょう。

たこ‐の‐まくら【蛸枕・海燕】〘名〙タコノマクラ科の棘皮(きょくひ)動物。房総半島以南、九州までの浅海の礫底にすむ。ウニ類の一種だが、平たく、とげは短くざらざらする。殻は長径約一一センチメートルの楕円形でやや角ばる。下面中央にある口の部分はへこみ、上面には五つの花弁状の紋がある。生時は褐色を呈するが空気中に放置すると緑色になる。利用価値はない。タコが枕にして寝るだろうという想像からの名という。たこまくら。たこのえんざ。まんじゅうがい。てんぐのつめがい。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「燕」でも「蛸」でもなく「海栗(うに)」と同じ「棘皮動物」でした。

ウニ類とはいえ、その姿は「海栗」よりも「海星(ひとで)」や「海鼠(なまこ)」に似ていると言えるかもしれません。

かなり特徴的な見た目をしていますので、ぜひ画像検索してその姿をご覧になってください!

まとめ

いかがでしたか?

「海燕」は「たこのまくら」とも読みます。

海の生き物には「海燕」以外にも、読むことが難しい名前のものがたくさんいるんです。今後もご紹介させていただきますね。