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「え? くしゃみが原因で?」ぎっくり腰になり立てない、座れない、寝られない!【体験談】

  • 2022.4.17

ある日、夕食の支度ができ、ホッとしたときにキッチンに立ったままあることをしたら、腰が痛くて動けなくなり、座るのもやっとの状態に。はうようにして翌日病院へ行くと、ぎっくり腰との診断を受けました。ぎっくり腰が治るまでと、ぎっくり腰予防のために腰をいたわっていることについての体験談を紹介します。

くしゃみを4回したらぎっくり腰?

約10年前、40歳代のころのできごとです。夕ご飯の支度ができてホッとしたときのこと。急に鼻がムズがゆくなりくしゃみが立て続けに4回、クシュンクシュンクシュンクシュンと出ました。すると急に腰に激痛が走り、痛くて動けなくなったのです。立っていることも、座ることも、もちろん歩くこともできない状態。

しばらくはキッチンのシンクにつかまって体重を腕で支えて立っていましたが、この状態も長時間は耐えられそうもありません。シンクの縁につかまったまま体重をかけながらカウンターを支えに、なんとかダイニングテーブルの椅子に腰掛けました。

腰が痛い!動けない!!何が原因?

やっとのことで椅子に座ってホッとしましたが、背筋をピンと伸ばしておかなければ激痛が走ります。横を向くことも、テーブルの上のスマホを取ろうと手を伸ばすことも痛くてできません。激痛に耐えながら、何が原因で腰が痛くなったのか考えます。

しかし、思い当たることは何もないのです。重い物を持ち上げたわけでも、腰をねじったわけでも、夕飯の支度をしていただけなので長時間立っていたというわけでもなく原因がわかりません。わかっているのはくしゃみをしたあとから腰が痛くなったということです。

くしゃみくらいでこんなに腰が痛くなることもないはず。原因がわからないのは仕方ないとして、まずは動くことができない今の状態を何とかしようと考え、とりあえず家にあった湿布を腰に貼って、激痛に耐えながらはうようにベッドへ。横になっても寝返りのたびに激痛が走るので、眠ることもできませんでした。

病院で「ぎっくり腰」と言われ、あぜん!

翌朝、夫に朝の身支度を手伝ってもらい、支えられながら病院に連れて行ってもらいました。病院ではレントゲンを撮ったあとで診察。先生から「椎間板が損傷しているね。なんか重たい物を持ったりした?」と言われ、重たい物を持ったりしていないこと、そして痛くなったのはくしゃみをしたあとだったことを伝えると「そのくしゃみが原因だね」と言われます。

そこで「ぎっくり腰ではないですよね?」と尋ねると、「ぎっくり腰以外の何物でもないね。ぎっくり腰だよ」と言われてビックリします。「年齢を重ねると腰の筋肉が衰えるから、なりやすいんですよ」とのこと。電気治療と湿布と痛み止めをもらって治療は終了。家に帰って3日間の安静生活でなんとか動けるようになりました。

以降は病院で注意されたことを実践して生活しています。それは、日常生活で急に動かない、腰を曲げずに膝を曲げるように注意する、筋力アップのためにウォーキングとストレッチをおこなう……などに気を付けて生活することです。

腰に負担をかけないように生活していたが

先生に言われたことを守って生活していたのですが、ぎっくり腰と診断されてから約3年後。油断していたのでしょうか、掃除機をかけているときに同じ症状が起きました。ソファーの下を掃除機で掃除しようと中腰になったときに膝を曲げずに腰を曲げたようで、グキッと痛みが走ります。しかし、2回目は慣れもあります。ひどくならないうちにゆっくりとベットに向かい安静にしました。

2回も痛い目に遭うと学ぶようで、以後ぎっくり腰にはなっていません。日常のささいな動きや、若いころはなんでもなくおこなっていたことの中にぎっくり腰の原因となる動きが隠れていると思います。例えば、お辞儀をするとき、立ち上がるとき、顔を洗うときなど。加齢により腰の筋肉が衰えているので、日常の何げない動作でぎっくり腰を引き起こす可能性があることを心がけて生活していきたいと思わされたできごとでした。

まとめ

痛い思いをしたのに油断して3年後に再発したときにこりて、以後はより注意するようになり、ぎっくり腰になっていません。加齢により筋肉が衰えることで、年齢を重ねるとぎっくり腰になる可能性が高くなるようです。若いころにはなんともなかった日常の動きがぎっくり腰の原因となることが多々あるのだと実感しました。これからも、日常生活の動作を注意し、ストレッチや適度な運動を続けていきたいと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:kimiko♪

子どもたちも独立し、大人2人と猫3匹でゆっくりと田舎で暮らしている。健康状態は悪くないのか気が付いていないのか元気だが、肌と体の衰えに悩んでいる。


監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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