1. トップ
  2. 誰かと比べないためにも、鏡はあまり見ない!──モデル・長谷川ミラ流の「自分の愛し方」。【わたしのための、ボディポジティブ】

誰かと比べないためにも、鏡はあまり見ない!──モデル・長谷川ミラ流の「自分の愛し方」。【わたしのための、ボディポジティブ】

  • 2022.4.16

「痩せなければいけない仕事だったらやらなくて大丈夫です」

今の芸能事務所に入る際に、そうきっぱりと断ったというモデルの長谷川ミラ。体の細さや肌の白さで評価されたいとは思わなかったからだ。その考え方に影響を与えたのが、「ヴィクトリアズ・シークレット」のモデルたちの存在だった。彼女たちは必ずしも痩せているわけではなく、カーヴィーボディがスターの証しとされてきた。何より、ヘルシーな食事とハッピーにワークアウトするようすをSNSで発信していて、その姿に憧れを抱いた。

「どんな体型であっても、その身体に満足していることが大事。でも『痩せないとモテない』『着痩せ』といった広告やメディアの言葉による刷り込みから、自分への満足度や幸福度に繋がる軸が見えなくなってしまっていると感じます」

また、人と違う部分は自分ならではのラッキーパーツであると、常々両親から言われ育てられてきたことも大きいと振り返る。他者と同じであることが良いと思ったときもあったが、背が高いことやヒップサイズなど、そこに希少価値があると考えられるようになった。そんな彼女にセルフラブの秘訣を尋ねたところ、「細かいことは気にしないこと」と潔い返事が返ってきた。

「特にボディに関しては、鏡をあまり見ないことをオススメしたい。SNSが普及した今、自分を誰かと比べてしまう対象がたくさんあり、鏡を見るといろいろと気になってしまいます。それより、美味しいものを食べたり、部屋をきれいにしたり、心の満足度を上げることに重きを置き、自分にプレッシャーをかけ過ぎず、身も心も健康でいることを大事にしています」

Text: Maya Nago, Mina Oba

元記事で読む
の記事をもっとみる