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【藤枝市】天然酵母のパン「Boulangerie Mosaïque」

  • 2022.4.15
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おさんぽついでに、JR藤枝駅南口方面へ

おはようございます、こんにちは、そしてこんばんは! パンを買いに行くと、ついクロワッサンを買ってしまうながはるです。 今回伺ったのは、JR藤枝駅の南口方面、静岡県武道館を越えて、少し進んだ先…天然酵母を使ったフランスパンのお店「Boulangerie Mosaïque(ブランジェリ モザイク)」。 別日に足を運んだイベント「ココマル」で購入した“クグロフ”がもう一度食べたい!という思いのもと、夕暮れ時に入店です。

出典:リビング静岡Web
マーガリンやショートニング、添加物と乳化剤も不使用のパン

もう17時も迫る頃に伺ったので、やはりパンは売り切れているものも多く…とはいえ、取材中にもパンを求めてお客さんの姿が。 「定番のパンも多数ありますが、どうしたらモザイクらしい個性が出せるかを考えています。例えば、クロワッサンはサクみと口どけ…使用する粉にこだわりました。パイ生地のサクサクしたクロワッサンも美味しいですが、自分はパン屋はパン屋らしいものを提供したいと思っているので…パイ生地ほどのサクサク感はなくても、ぎゅっと、満足感のあるものを作れたらと思って」と、店長の坂田さん。

出典:リビング静岡Web

「モザイクを始める前、何がしたいかを考えた時に色々なことをやってみたんです。元々モノづくりが好きだったから、ミシンを買ってみたり…多くのことを試してみて、コレは続けられると思ったのがパンでした。こだわりは、マーガリンやショートニング不使用で…添加物や乳化剤も使わないこと」

出典:リビング静岡Web
パンをより美味しく食べるには?

せっかくパン屋さん…つまりは、パンの専門店で買ったなら、より美味しく食べたいと思いませんか? 「どうしたら美味しく食べれるか…簡単に言ってしまえば、パンは温めれば美味しいんですよ。というのも、冷めたパンやご飯はデンプンがβ(ベータ)化していて…感覚としては、パサパサ、もそもそ、という感じ。これが、温めるとα(アルファ)化するので、もっちり、しっとりに変化します」

「パンのおすすめの食べ方で、トーストをご提案するのはこの理由から。ちなみに、トーストのコツは大きく焼くこと。なるべく大きく切って、焼いて、焼き終わってから自分の好みのサイズに切ると、より美味しい状態で食べることができます」

出典:リビング静岡Web

バゲットのおいしい食べ方にも“大きめにカット”“温める”のポイントが!

「温めれば良い、という点ではトースターでなくても大丈夫。電子レンジで温めたパンがお好きな方もいれば、蒸す方もいますから…好みの食べ方に合わせて楽しんでもらえればベストです。共通項は“とりあえず温めること”ですかね」

夕食にも朝食にも!

この日の夕飯が、シチューの予定だった私。 シチューには断然パン!ということで、次の日の朝食分も合わせて購入しました。

出典:リビング静岡Web

【左奥から時計回りに】クロワッサン/226円、パン・オ・ショコラ/237円、パン・オ・フリュイ/205円

パン・オ・フリュイは、シュトレンに使われる果物やナッツを練り込んだものです」と聞き、迷わず購入。じゅわっと広がる洋酒をまとったレーズンの香り、ナッツの食感も楽しくて満足感のある、ずっしりとした1スライスです。 あとの2つは少し温めてから…チョコレートがじんわりとけて、ふわふわしっとりのパン・オ・ショコラは、珈琲との相性が個人的に◎。チョコレート生地の見た目もかわいい! クロワッサンもバターの香りがふんわり漂って、食事パンにぴったりでした。

出典:リビング静岡Web

川根ロデヴ/300円

そして、こちら。「一番のオススメは川根ロデヴですね。本来は、パン・デ・ロデヴというもので、フランス南部のロデヴ地方のパンです。水分が多いのが特徴で、ずっしり重たくて、中はしっとり…このパンの7割に使用しているのが、川根で生産された小麦なんです。お茶農家さんが、転作していく中で作り始めた小麦を使用しています。地産地消、地元のものを使うことにもこだわりがあるので」とのこと。 シチューとの相性が抜群で、気が付いたらぺろっと食べ切ってしまっていました…朝食に残しておこうと思っていたのですが、それはまた次の機会に。

本来の目的「クグロフ」もかわいい

しっかり本来の目的も果たしてきました! 小さな見た目でも、1つでかなりの満足感のあるクグロフと、フランボワーズのソースがアクセントになったフィナンシェ。紅茶と珈琲と迷いましたが、今回は紅茶に合わせて食後のデザートに。

出典:リビング静岡Web

【左奥から】クグロフシトロン、クグロフフレーズ、クグロフさくら(期間限定)/各226円、フィナンシェ(フランボワーズ)/172円

「パンは、どうしても米と対になるイメージもあるので、安価なものに手を伸ばしてしまいがちだと思います。でも、パンを食べることそのものを、一つのイベントとして楽しんでもらえたら…パン屋のパンを食べるということを、食事のメインとして認めてもらえたら嬉しいです」と話す、坂田さん。 イベントにも出店することがあるそうなので、詳細はインスタグラムをチェックしてみてください!

Boulangerie Mosaïque(ブランジェリモザイク) 住所/藤枝市前島3-5-6 TEL/054-639-9105 HP/https://painmosaique.com/ インスタグラム/@mosaiquee

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