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「"こどもの本"総選挙」トップ3のシリーズ・作家がそれぞれ最新刊を発売

  • 2022.4.13

「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」、「ざんねんないきもの事典」、ヨシタケシンスケの絵本。どれも、誰でも一度は聞いたことがあるのではないだろうか。いま子どもに大人気の3シリーズが、それぞれ、2022年4月に最新刊を発売。全国の子どもたちにとってうれしい新学期だ。

『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』第17巻(偕成社)
作 廣嶋玲子/絵 jyajya

小学校中高学年を中心に、大ブームを巻き起こしている読み物シリーズ「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」の最新巻が、2022年4月15日に発売される。

「銭天堂」のシリーズ第1巻は、16万人以上の小学生が投票し、2022年2月11日に発表された「第3回"こどもの本"総選挙」で第1位に選ばれた。「幸運な人だけがたどりつける」というふしぎな駄菓子屋、銭天堂。年齢不詳の女主人・紅子が、お客の悩みにぴったりの駄菓子を差し出す。食べればたちまち願いが叶うが、食べ方や使い方をまちがえると思わぬ副作用が。ミステリアスな世界観と、ときに毒のあるストーリーに、いま多くの子どもたちが夢中だ。

第17巻に登場する駄菓子は、「とりあげもち」「ルールキャラメル」「断捨離だんご」「おおらか落花生」「いた板チョコ」「スカウトまんじゅう」など。それぞれ、どんな物語が繰り広げられるのだろうか。また、銭天堂をねらう六条教授も見逃せない。研究所を失い、傷を負った六条教授は、紅子を苦しめるために、銭天堂の駄菓子で能力を手に入れた男を使って新たな計画を立てるが......。

第17巻の初回出荷分には、これまでの物語で登場した主な駄菓子107種を網羅した「駄菓子図鑑リーフレット」がついてくる。初回限定特典なので、なくなる前にぜひ手に入れてほしい。またNHK Eテレで放送中のテレビアニメも、2022年4月8日の放送から第3期に突入。銭天堂ざんまいの、わくわくな新学期がはじまる。

『おもしろい!進化のふしぎ やっぱりざんねんないきもの事典』(高橋書店)
監修 今泉忠明/イラスト 下間文恵ほか

「第3回"こどもの本"総選挙」で第2位に選ばれたのは、『おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典』。一生懸命なのにどこかざんねんないきものたちの生態が、子どもたちに大ウケしている。「ざんねんないきもの事典」シリーズの最新刊、『おもしろい!進化のふしぎ やっぱりざんねんないきもの事典』が、2022年4月19日に発売される。

最新刊『やっぱりざんねんないきもの事典』は、シリーズ第7作。「眠っているあいだに遭難するラッコ」、「へんてこな逃げ方をするイソギンチャク」など、ざんねんすぎて笑えるけれど一生懸命で愛おしいいきものたちが、今回もたっぷりと紹介されている。

2022年7月8日には、『映画 ざんねんないきもの事典』が全国ロードショー予定。オーストラリア・南極・日本(長野県安曇野)の3ヶ所を舞台に、ざんねんないきものたちが活躍するオリジナルストーリーだ。声優陣には、アニメ『鬼滅の刃』で人気の花江夏樹さん、下野紘さんも。今年の夏休みの楽しみにしたい。

『かみはこんなに くちゃくちゃだけど』(白泉社)著 ヨシタケシンスケ

「第3回"こどもの本"総選挙」第3位は、ヨシタケシンスケさんの『あるかしら書店』。さらに第4位に『りんごかもしれない』、第7位に『りゆうがあります』がランクインするなど、ヨシタケさんの絵本はいま子どもに大人気だ。そんなヨシタケさんの最新作、『かみはこんなに くちゃくちゃだけど』が、2022年4月1日に発売された。

子どもや大人のクスッと笑える"あるある"や、ありえないけれどわくわくする妄想を、シンプルだがクセになるイラストで描くヨシタケさん。本作は、「かみはこんなにくちゃくちゃだけど、いつか歌手になりたい」女の子など、「○○だけど、○○したい」という小さな希望や、「○○だけど、実は○○だった」という気づきを描いた作品だ。こんな時代だからこそ、日常のなかの希望を切りとって、そっと前向きな気持ちにさせてくれる。

また、ヨシタケさん初の大規模展覧会「ヨシタケシンスケ展かもしれない」が、2022年4月9日から開催されている。7月3日まで東京の世田谷文学館で開かれ、その後兵庫、広島、愛知など全国を巡回する予定だ。ぜひ親子で、ヨシタケさんの頭のなかをのぞきに行ってみてほしい。

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