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またトイレでスネてんの!? 「幼稚ハラスメント」な夫のエピソード5選

  • 2015.9.20
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【ママからのご相談】

3歳の子どもがいる専業主婦です。主人とはお見合結婚しました。結婚して一緒に生活してみてわかったのですが、主人はすごく幼稚な性格なのです。子どもが、「パパよりママが好き〜」と言っただけで、 「じゃあお前とはもう口をきかないからなっ」と本気で怒って子どもを泣かせます。そのほかにも、「会社を辞めたい」が口癖だったり、私の実親に対しても気に入らないころがあったら怒鳴ったり。世間のパパはみんなこんな感じなのでしょうか。

●A. もしかしたら“幼稚ハラスメントな夫”かもしれません。

こんにちは。ライターのakiです。

相談者さまがおっしゃるように、最近驚くほど幼稚な男性が多いような気がします。幼稚園レベルの思考で行動してしまい、大人としての自覚がないのです。

お付き合いしてるときは気づかなかったけど、結婚して一緒に生活していくうちにその言動で気づくことが多いそうです。実際に、離婚カウンセラーの方への相談でも、年々このような幼児性のある夫に関する相談が増えているそうです。

●世間知らず、大人の対応ができない、未熟……そんな男性は要注意

“幼稚ハラスメント”とは、モラルハラスメントのように人格を無視してひたすら威張ってくるタイプや、母親命のマザコンタイプとは違います。離婚カウンセラーの方から特徴をお聞きしたところ、

・いかなる状況でも自分が中心だという意識

・かまって欲しい、面倒を見て欲しいという幼児性

・年相応の世間や社会にもまれていない未熟性

・幼少時に母親からべったりとかわいがられてきた、もしくは完全放置されてきた

などの特徴が挙げられるそうです。

●“幼稚ハラスメント”な夫のエピソード5選

既婚者の方々へのアンケートで、以下のような幼稚夫に関する具体的なエピソードをお伺いすることができました。

●(1)トイレや押入れにこもってすねる

『ケンカをするとトイレや押し入れに入って三角座りをしてすねる主人。「ごめんね」という言葉を待ってるのでしょうが……。今どき、こうやって解決しようとする大人がいるんだ、とびっくりしてしまいました。結婚前は、こんな性格だなんて気づかなかったです。毎回うっとおしいです』

●(2)私の父の死に目で幼稚な振る舞い

『「末期がんで入院中の父がいよいよ危ないので、娘さんはすぐ来てください」と連絡がありました。気が動転してピリピリしていた私の言動が気に入らなかったのか、ささいなことで主人と言い合いになりました。すると、「ちょっと出て行く」と言ってそのまま1時間ほど帰ってきませんでした。

残された私は、生後半年の双子がいたので連れて行こうか迷ったり荷物をつめたりしてバタバタするはめになりました。結局、私が病院に着いたのは父が息を引き取った後。「あなたがすぐに私を出してくれてたら最期の父に会えたのに」と主人に泣きながら言ったら、「どうせ俺が悪いんだろ。ちょっと頭冷やしに行っただけだろう」とすねるだけで謝罪の言葉はなし。頭を冷やしに行くにも時と場合があると思います。一生忘れられないできごとです』

●(3)他人の家で、「枕が臭い」とわめく

『結婚後、遠方の親戚に主人を紹介するために連れて行きました。叔母は高齢ですがとてもきれい好き。押し入れやタンスに樟脳(匂い取りの結晶)を入れていました。すると主人が、「変な匂いがする。枕が臭くて眠れない。今日はホテルに泊まりたい」と言いだしました。叔母は、「年寄りの家でごめんなさいね」と謝っていましたが、主人の言動に深く傷ついてた様子。私もいたたまれず、「これは昔の消臭剤の香りなのよ。ちょっとぐらい、気を遣ってよ」とお願いしても、「だって臭いんだもん!」の一点張り。親戚達も主人のあまりの幼稚さに唖然とし、「二度と敷居をまたがせるな」と怒っています』

●(4)すぐに仕事をずる休みする

『主人は教師をしているのですが、すぐに学校を休むので困っています。熱があるわけでもなく、ただ単に、「眠いから」とか、「だるいから」とかそんな理由です。「健康なのに休むなんてあり得ないでしょ!」とベッドから引きずり出すのですが、逆ギレして怒鳴ってまた布団にもぐりこみます。

主人の母に電話で相談すると、「あなたがワイワイ言うから精神的に疲れるのよ」と私のせいにする始末。3日ほど休んだらケロっとして仕事に戻るのですが、思い出したように、「僕が休みたいときに無理に引きずり出して仕事に行け、とか言うのやめてよね。約束して」と言ってきます。あまりの非常識さに唖然。生徒がかわいそうだから教師辞めてしまえ、といつも思っています』

●(5)狂言自殺を繰り返す

『夫婦ゲンカやちょっとしたトラブルがあるたびに、「これがあらゆる機関の僕のパスワードです。何かあれば開けてください。子どもたちのことをよろしく。今までありがとう。さようなら」というような、自殺をほのめかすメールやLINEを送ってきます。最初の方こそ驚いて、義両親やうちの両親も巻き込んで探したり警察に電話したり大騒ぎでした。でも、それが何回目かになるとさすがに、また狂言かとシラケムードに。ちなみに最近は、「俺が死ねばいいんだろう」と包丁を握るバージョンもあります。絶対死ぬわけないとわかってるので突き放しています』

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なかなか強烈ですね。では、実際にこのような幼稚なご主人に対してどのように対応するのがいいのでしょうか。

●“幼稚ハラスメント”な夫への対処法3つ

●(a)間違っていることは毅然と正す

『上手に転がしたり、甘やかして機嫌良くさせておけばいいのよ……というアドバイスもありましたが、それでは主人の幼稚性を正当化することになり、ますます調子に乗ってきます。私の場合ははっきりと、「こういうところがダメ」「社会では通用しない」ときっぱり言ってます。その際に、「あなたこれでよく社会人やってきたわね」とか、「きっと周りのみんなもあなたのこと幼稚と思ってるわよ」などという余計な一言は言わないようにしています。正論だけ主張するのです。こちらが大人の対応をし続けていることに気づけばむこうも恥ずかしくなるはずです』

●(b)あまりにも幼稚さが度を越していれば無視

『ケンカをしたら、すねてトイレに閉じこもったり、目を覆って座っていたり。そういうかまってちゃんオーラを出してくる場合は、徹底的に無視しています。そうすると、向こうから折れて、「お腹すいた〜。さっきはごめんね」とか言ってきます。幼稚な分、意外と素直だったりします。それにしても本当いつも時間の無駄……』

●(c)本人が幼稚だと悟るまで待つ

『結婚して20年。さすがに大学生の子を持つようになると、主人も新婚当初のような幼稚さはなくなってきました。時の経過の中で、苦労や揉まれることがあるのでしょう。幼稚な人は周りが説得しても聞かないことが多いので、時間グスリと割り切って自分が悟るようになるまで待つしかないのかなと思いました』

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以上です。この世で完璧な人間などいません。幼稚なところはあるけれども、ご主人には良いところもたくさんあるかもしれません。時には長所に目を向けつつ、体験者の方のご意見を参考に、あなたなりの解決策を見出してください。

●ライター/aki(中高英語教員)

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