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大人にこそオススメしたい心を温かくする買ってよかった絵本

  • 2022.4.11

こんにちは。シティリビング編集部のだーおかです。

子どもが生まれてから、いい絵本がないかなぁといつも絵本を探しています。中には、「これって大人に向けて描かれているのでは?」と思うような深い内容や、心がきゅっと締め付けられるような感覚になるお話もあり、大人にこそおすすめしたい一冊をご紹介します。

大人の私たちが子どもの頃に見たようなクラシカルなタッチにほっとする
出典:シティリビングWeb
出典:シティリビングWeb

「レミーさんのひきだし 」(小学館)

斎藤倫・うきまる/作 くらはしれい/絵

本屋でパラパラと中を見たと、古い絵本を再販したのかな?と思ったら、初版が2020年の新刊で驚きました。まるで自分の幼い頃の本棚に並んでいたような懐かしいタッチで、ぐっと引き込まれました。色あせたような紙質も相まって、子どもに読ませてあげたいというより、大人の私がほしいと強く思い購入しました!

大切にしている小物を通してレミーさんの丁寧な暮らしぶりに触れる
出典:シティリビングWeb

物語の内容を少しだけ。一人暮らしのレミーおばあさんは、空き瓶やブリキの缶、リボン、毛糸など、大切な小物を引き出しにしまっているのですが、その大切な小物たちは、今か今かと使ってもらえるときを待ちわびているのです。“チョコレートの箱”もその一つ。季節に応じて、引き出しの小物たちが次々と再利用される中、チョコレートの箱はどう使われるのか…。物を大切にするレミーおばあさんに起きた幸せの展開は、ぜひ手に取ってからのお楽しみ!

レミーさんの丁寧で豊かな暮らしぶりに憧れたり、小物たちのせつない気持ちに胸を打たれたり…一冊の中でたくさんの感情がこみ上げてきました。そして何より、レミーさんのように素敵に年を重ねたいと思えるはず!ぜひ読んでみてください♪大切な人へのプレゼントにもぴったりの一冊です。

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