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利用していない銀行口座の放置は絶対NG、恐ろしい3つの落とし穴

  • 2022.4.10
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転職やライフステージの変化によって、昔作った銀行口座に残高を残したまま放置している人もいるのではないでしょうか。しかし、銀行口座を長期間放置するのはお勧めしません。具体的にどのようなことが起こるのか、解説していきます。

■10年以上放置した銀行預金は預金保険機構に移される

2009年に施行された「休眠預金等活用法」により、10年以上経過した「休眠口座(一定期間入出金がない口座)」の預金は、社会活動等に活用する目的で預金保険機構に移管されます。

その後も預金の払い戻しは可能ですが、少々面倒な手続きが必要になるケースが多いです。

なお、銀行では10年以上経過した休眠口座の所有者に事前連絡していますが、住所変更の手続きを行っていないと連絡が来ないので注意しましょう。

■2年間口座を放置したら手数料がかかる銀行も

休眠口座になっても口座残高を没収されることはありませんが、一定期間銀行口座を放置した場合には、口座を管理するための手数料がかかるケースもあります。

例えば、三菱UFJ銀行では2年以上取引がない銀行口座に対して年間1,320円(税込)かかります。小さな金額と感じるかもしれませんが、預金による利息も少ない中、大きなデメリットといえるでしょう。

■解約時に預金が全額戻らないケースもある

実は最近、数年使っていない口座から「未利用口座管理手数料」を取る銀行が増えています。その場合は預金が全額戻らない可能性があります。

具体的には、口座の預金から毎年手数料が引き落とされます。それによって残高がゼロになると、口座も預金も消滅します。

そのような事態に陥る前に、口座を解約して預金を払い戻しましょう。

■複数の口座を管理している人は要注意

給与振り込み口座に指定があったり、目的別に口座を使い分けている人も少なくないでしょう。複数の銀行口座を持っている人は、それだけ管理が煩雑になってしまいます。気付かぬうちに取り返しのつかないことにならないよう、自分の銀行口座を一度見直してみてはいかがでしょうか。

文・fuelle編集部

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