BTS、“最も高価なスタジアム”トップ2で歌う初のアジア歌手に！本日（4月8日）よりLA公演開幕

BTSが全世界のARMYをアメリカ・ラスベガスに集結させる。

BTS（防弾少年団）は4月8、9、15、16日の4日間、米ラスベガスのアレジアント・スタジアムでコンサート「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE-LASVEGAS」を開き、全世界のARMY（BTSのファンネーム）と再会する。

BTSがアメリカで行う有観客コンサートは、2021年11月末から12月初頭にかけて行われたロサンゼルス公演以来4カ月ぶりだ。当時、So-Fiスタジアムで行われた計4公演には、21万人以上のファンが集結したという。

会場のNFLレイダース本拠地は約2000億円！

今回の会場であるアレジアント・スタジアムは1公演の観客数は6万5000席強とされており、来場者以外にもオンライン視聴のファンまで含めると約80万人以上が集まるものと予想されている。

アレジアント・スタジアムは、アメリカンフットボール（NFL）のラスベガス・レイダーズが約18億ドル（約2000億円）を投入して2020年に竣工した最新式のスタジアム場だ。

これでBTSは、今回のラスベガスコンサートで“世界で最も高価”なスタジアムのSo-Fiスタジアムと2位のアレジアント・スタジアムの2カ所で単独コンサートを開いた初のアジアアーティストという新記録を追加する。

BTSは今回のコンサートのため、3月28日にアメリカへと出国し、「第64回グラミー賞授賞式に出席し、『Butter』のパフォーマンスで盛大なスタンディングオベーションを受けた。惜しくも「ベストポップデュオ/グループパフォーマンス」部門の受賞はならなかったが、単独パフォーマーとしても活躍し、保守的なグラミー賞も無視できない世界的ポップスターになったことを自ら証明した。

グラミー賞の受賞には失敗したものの、ラスベガスはARMYたちの波で熱くなる見通しだ。 BTSがラスベガスを訪れるというニュースを受け、韓国とアメリカを行き来する航空便や現地の宿泊業界も好況を享受するものと見られる。

BTS特需に期待の韓国

そして会場近くの宿泊施設はオンシーズンを上回る予約とともに、チケットは数倍以上の値段で売りに出されている。現地メディアは近隣のホテルが数時間で予約が埋まったとし、ラスベガス特需に期待感を示した。

今や新型コロナワクチン接種を終えた入国者の隔離義務が免除された韓国は、海外旅行と空港も活気を取り戻し、BTSのコンサートが観光再開と訪韓需要先取りの呼び水にもなると期待している。

なお、所属事務所のHYBEはラスベガス全体を「BTS CITY」にする「THE CITY）」プロジェクトを展開する予定だ。HYBEは「THE CITY）」の一環としてコンサート観覧を含め、ショッピングやエンターテインメント、飲食や宿泊などの経験要素をラスベガスのいたるところに設け、ファンが五感で楽しめる特別な経験を現実化している。