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野菜たっぷり!タラフライのサンドイッチ|~細川芙美の「SIDE-Bクッキング」~

  • 2022.4.8
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ロケ弁ブランドをはじめ、さまざまなジャンルで活躍をするフードデザイナー・細川芙美さんが、ズボラ女子でもできる簡単レシピを紹介する連載。第49回は、タラフライとたっぷり野菜をサンドしたサンドイッチを紹介します。

今回のテーマ:「野菜たっぷり!タラフライのサンドイッチ」

パンはいつもの食パンで

最近は、ランチにおいしいものを食べるのにはまっている。そんな今回のランチは「野菜」が主役。年々、野菜の魅力に気付かされる自分へ、シャキシャキかつジューシーなグルメサンドイッチを作ります。

材料
8枚切り食パン…2枚
にんにく…1/2片
バター…少量
紫玉ねぎ…1/6個
トマト…1/3個
タラ切り身…1枚
塩・黒胡椒…各少々
サラダ油…適量
オリーブオイル…大さじ1/3
レタス…1〜2枚
ブラックオリーブ…3個前後
ベーコンビッツ…お好みで
EXオリーブオイル…適量


天ぷら粉…大さじ2
水…大さじ2〜3
チリパウダー…大さじ1/2
パプリカパウダー…大さじ1/2
塩・胡椒…各少々
オリーブオイル…大さじ2
にんにく(すりおろす)…パンに塗ったものを使用

ソース
マヨネーズ…大さじ1
パプリカパウダー…少々
ウスターソース…大さじ1/3
塩・胡椒…各少々

片面しっかり、片面さっと!

【POINT】ガーリックを擦りつけたり。
【POINT】バターをなぞってみたり。
【POINT】焼き色は都度チェック。
【POINT】外側はこれくらいしっかり焼く。
【POINT】内側はさっと。

【1】トースターを持っていないため、フライパンで食パンを焼く。その前に、優しい風味をつけようと思います、優しい風味を。皮をむいて割ったにんにくの切り口を食パンに擦りつけ、バターも同様に擦りつける。フライパンに食パンをのせ、強火で焼き色がつくまで焼く。

切り方が食感に左右する!サンドイッチの野菜はシャキシャキがいい

【POINT】水にさらして、辛味をとる。
【POINT】包丁の先端を使って…。
【POINT】切り込みガイドライン!
【POINT】とっても切りやすくなる。

【2】色味がよくて生で食べるとおいしい紫玉ねぎは、繊維に沿って2mmの薄切りに。トマトはヘタをくり抜いたら、繊維に沿って1cmの輪切りに。先に皮に切り込みを入れると、潰さずに切りやすい。

スパイシーなタラのフライは衣から

【POINT】端5mmほど切り離し…。
【POINT】皮を下にして、身との間に包丁を入れる。
【POINT】皮を引っ張って!
【POINT】垂らした後に、つもって後がしっかりつくくらいが。
【POINT】パプリカパウダーが色味をプラス。
【POINT】よ〜く混ぜて。

【3】タラの切り身は皮を取り、塩を振って下味をつける。ボウルに天ぷら粉を入れ、水で溶いたら、チリパウダー、パプリカパウダーを加える。塩・胡椒を振り、オリーブオイルを入れたらよく混ぜ、すりおろしたにんにくを加えて。

フライパンで揚げ焼きするときは…

【POINT】フライパンの底から1cmくらいのサラダ油を。
【POINT】ボウル全体をぐるっと。
【POINT】衣を落とさないように…。
【POINT】そっと優しく。
【POINT】余った部分は衣が薄いところにかけて。
【POINT】表面に油をかけながら。

【4】フライパンに1cmほどのサラダ油を入れたら、中火で加熱。タラはボウルを拭きあげるように衣をすくってたっぷりつけ、フライパンにそっと落とし入れる。余った衣は、上に後からかけて。フライパンを時々傾けながら、油が接していない部分に向かって上からかけるようにし、表面がカリッとなるまで揚げ焼きにする。

ソースはサンドイッチの影の立役者!

【POINT】衣と同じ風味をここにも。
【POINT】グッと旨味がつく。
【POINT】よく混ぜて…。
【POINT】まんべんなく塗って。
【POINT】オリーブオイルで下味を。

【5】パンに塗るソースを作る。ボウルにマヨネーズ、パプリカパウダー、ウスターソースを入れ、塩・胡椒で味を調えたら、パンにまんべんなく塗る。紫玉ねぎは水気を切り、トマトと一緒にオリーブオイルで下味をつけておく。

サンドイッチの切断面を美しくするには

【POINT】細かく切らずに、大きいまま重ねて。
【POINT】4つ折りにする。
【POINT】包丁で切る向きは、ここで確認。
【POINT】細かいブラックオリーブと紫玉ねぎは全体に散らして。
【POINT】カリカリ食感をサプライズ!
【POINT】黒胡椒で味を引き締めて。

【6】レタスは大きいまま重ね、4つ折りにしてパンにのせる。最後に包丁で切るときに2等分になるよう、トマトを並べる。このとき、向きはしっかり覚えておくこと!ブラックオリーブ、紫玉ねぎを全体に散らし、タラフライをのせたら、ベーコンビッツをのせる(食感とフレーバーが最高)。仕上げの黒胡椒は粗挽きで。

包んで切る!が、上手にできるお約束

【POINT】しっかり抑えて。
【POINT】2回り大きい、全体が包めるサイズ。
【POINT】ペーパーに密着させながら…。
【POINT】緩まないよう、ぐるっと包んで。
【POINT】サイドも織り込む。
【POINT】袋の上からカットすれば完成!

【7】クッキングペーパーを広げ、サンドイッチをしっかり押さえながら中央にのせる。右からサンドイッチを覆うようにしてペーパーをかぶせたら、引っ張りながら紙に密着させて。そのまま押さえて締めながらぐるっと巻き込み、側面も織り込んで全体を包む。紙の上から包丁で斜めに切れば….。

ミルフィーユ状のレタスが美しい。今回のようなサンドイッチのときは、スナックがあった方がよりおいしい!ということで、「ドリトス」をサイドに盛り付けて。

グルメサンドイッチの完成!タラフライと柔らかいパン、シャキシャキのレタスがヘルシーで最高。途中でチップスをつまみながら、音までも楽しむ。そんなサンドイッチ。ああ、また食べたい!食べ終わってから、また次回、食べることを考えている…。

今回のB面撮影裏側日記

料理の撮影をするときは、緑のエプロンだと光が反射して料理が緑色に見えてしまう。白いエプロンをおすすめします!(撮影では、わざわざ着替えています…)

A面、B面女子とは…?

料理ライフを楽しむキラキラA面女子(SIDE-A)がいる一方、「料理はしたいけど楽ちんなのがいい!」のが本音。そんなB面女子(SIDE-B)の願望を叶える簡単レシピを紹介する本連載。Hanako誌面の連載「SIDE-B COOKING」と連動中!Hanako.tokyoのWEB連載、instagramと合わせてパラレル女子のA&B面をチェックして!

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