【銀座コージーコーナー】スプーンですくえる期間限定苺ショートケーキ

春らんまん。苺の美味しい季節でもありますね。 4月8日より銀座コージーコーナーが『特別な苺ショートケーキ』を販売したとのこと。早速試食してまいりました！

今回は銀座コージーコーナーの期間限定苺ショートケーキ『シャンティ・ジェノワーズ』のレポートです。

1948年、銀座で小さな喫茶店として創業した銀座コージーコーナー。

銀座1丁目本店

パリのカフェをイメージした空間で、戦後まもなくの日本ではまだ珍しかった洋菓子を、日本人の好みに合わせて提供。今では東京のみならず、日本中の人々に愛されています。

そんな銀座コージーコーナーで、創業当初から不動の売上No.1を誇るのが『苺のショートケーキ』。

不動の定番人気『苺のショートケーキ』464円

その歴史と人気に満足せず、「リニューアルでなく新商品をつくる」ために社内各部門(研究・企画・製造・店舗運営・販売促進・広報宣伝)からなるプロジェクトを始動。全社一丸となり開発されたのが『シャンティ・ジェノワーズ』なのだそう。

『シャンティ・ジェノワーズ』を家族でいただきました。

主人の感想は『生クリームがうまい』。スイーツを褒めないタイプの主人なのですが、一口食べて『うまい』と申しておりました。

生クリームはやわやわでほどけます。2種類の北海道産純正生クリームをブレンドし、ミルクのコクと旨みが口の中でなめらかにほどけ広がるように仕立てたとのこと。

期間限定『シャンティ・ジェノワーズ』

娘の感想は『甘すぎなくて美味しい』。

そうなんです。甘さに慣れきった現代っ子は、「甘けりゃいい」じゃないんですよね。甘さでごまかさない、素材本来のおいしさ。子どものフレッシュな？味覚はその違いがわかるようです。

タマゴの風味ときび糖の優しい甘さのスポンジ生地は、どこか懐かしい味わい。「ジェノワーズ」とは『共立てスポンジ』の意味。卵の黄身と白身を『共立て』したスポンジ生地はふんわり軽く、ほろっとほどけます。

スプーンですくえるほど、デリケートでやわらかな口どけ。一口食べるごとに、その繊細さと美味しさにじーんときます。

クリームの配合比率1%、スポンジ生地の厚み1mmからこだわり、試作を重ねたそう。素材それぞれが美味しいだけでなく、苺ショートケーキとして食べるからこそ美味しい、バランスの究極を追求した逸品でした。

構想から1年。シャンティ・ジェノワーズは何度も試作を繰り返し行ないました。試行錯誤する中で、もっとも苦心したことは、製造工場で「量産化」をすることだったそうです。

というのも、シャンティ・ジェノワーズは、これまでのケーキの材料や工程にとらわれず、新たに作ったレシピであるため、数多く作っていくためには、工場に新たな製造体制を作らなければなりません。

そこで工場で製造工程をゼロから構築していき、テストを繰り返し、全国のお店にケーキを届けられる数を生産できるようにしたそうです。

そして、製造工程ができると、次は「輸送」の課題が発生。配送テストを行った結果、ふんわり軽やかなケーキであるが故に、全国の店舗への配送するには揺れに耐えられない、ということが判明！

通常は配送に耐えうる商品設計を優先するのが定石ですが、今回のプロジェクトにおいては『シャンティ・ジェノワーズ』の「軽やかな口どけ」を最優先事項とし、この品質を維持できる店舗でのみ販売するという英断をしたそう。

このスプーンでいただけるほどの柔らかさを死守したケーキは、日本全国の生ケーキ取扱店約400店舗中、107店舗のみの1ヶ月間期間限定販売となりました。限定店舗でカフェ併設の銀座コージーコーナーさんでは、イートインでいただくことも可能。見つけたら、これは1度は食べるべきです！

私のおすすめは銀座1丁目本店さん。銀座の街を眺められる窓側で、特別なケーキをいただけば、気分もあがります。イートインで、テイクアウトで。ぜひ食べてみてください。

銀座コージーコーナーシャンティ・ジェノワーズ情報価格 583円(税込) 販売期間 2022年4/8(金)〜5/8(日) 販売店舗関東地区限定107店舗銀座コージーコーナーシャンティ・ジェノワーズ