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電子レンジが爆発する可能性も……絶対NG行為3選

  • 2022.4.7

調理の時短ができる便利な電子レンジを、毎日のように使っている方も多いと思います。しかし、些細なことで電子レンジが爆発し、大きな事故を引き起こす可能性があることをご存知ですか?今回は、電子レンジが爆発するかもしれない絶対NGな行為を3つ紹介します。

■NG行為1:アルミホイルの加熱はスパーク現象につながる!

冷めたお弁当を温めようと電子レンジを使い、パチパチと火花が出た経験はありませんか?それはお弁当の中にあるアルミホイルが原因です。

電子レンジは、マイクロ波を出して食品を加熱していますが、マイクロ波は金属を通しません。そのため、加熱によってアルミホイルから火花が出るスパーク現象が発生し、爆発を引き起こすことがあるのです。

■NG行為2:芋や中華まんで発火?!長時間加熱はNG

東京消防庁のホームページでは、実際にあった火災の再現実験の結果を公表しています。例えば、さつま芋や中華まんを5分から12分ほど電子レンジで加熱すると、爆発的な燃焼が起こるという実験結果を掲載しています。さつま芋も中華まんも質量が少ないほど、出火までの時間が短い傾向にあります。

燃焼の原理を説明すると、まず加熱によって食品の水分が蒸発して炭化し、そこから可燃性ガスが発生します。電子レンジ内にそのガスが充満して、炭化した部分に電気が流れスパーク現象を起こして燃焼するのです。さつま芋や中華まんに限らず、食品の長時間加熱は絶対にやめましょう。

■NG行為3:電子レンジ内が汚れたまま

食品を温めた際に、たれや食品の一部が飛び散ることがあります。「少しだから」「あとで拭こう」と思いつつ、そのまま放置してしまうこともあるでしょう。しかし、これが電子レンジ爆発の原因になる場合があります。

これは、電子レンジ内の汚れに引火するためです。気になる汚れはすぐに拭き取ることや定期的な庫内の掃除が、突然の発火を防ぐ簡単な方法です。

■使用方法を守り長時間加熱に注意

手軽に使えるため、何でも電子レンジで温めてしまう方もいるかもしれません。「火を使わないから安全」というわけではなく、使用方法を間違えば火災の原因となることを忘れないでください。また長時間電子レンジを使用すると食品の水分が蒸発するため、加熱時間には注意しましょう。電子レンジを使う際は、こまめに庫内をチェックするのも火災を防ぐ方法です。

文・山村望愛

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