『ヘチ』で正義感の強い役を演じた俳優クォン・ユルが新ドラマで悪役に変身!

クォン・ユルといえば、韓流プレミアで3月30日から放送が始まったチョン・イル主演の時代劇『ヘチ王座への道』で、司憲府（サホンブ）の監察を志す正義感溢れる名家の息子パク・ムンス役を務める俳優だ。

俳優キム・ガプス扮する19代王・粛宗（スクチョン）の二男ヨニングンに扮するチョン・イルや、司憲府の監察補佐官チョン・ヨジ役の女優コ・アラたちと劇中で見ごたえのある演技を見せている。

彼は『ヘチ』以外にも、2018年の『ボイス2』、2019年『ボイス3』、2021年『ボイス4』といった『ボイス』シリーズや、2020年『私たち、家族です』といったドラマに出演している。

さらに、クォン・ユルはドラマだけでなく映画にも出演しており、2022年1月5日に韓国で公開された映画『警官の血』で、麻薬組織のボスであるナ・ヨンビンを演じていた。

そんな彼が、2022年下半期に放送される予定のtvNの新ドラマ『メンタルコーチチェガル・ギル』に出演することが決まっている。

この作品は、事故で永久除名されていた韓国のテコンドー選手が韓国代表のメンタルコーチとして復帰し、勝者総取りの不条理な政界で真の勝負を繰り広げるスポーツドラマだ。

本作でクォン・ユルが演じるのは、テコンドーの五輪金メダリストの強い権力欲を持つ人権センター長のク・テマンである。

共演者には、『応答せよ1994』や『このエリアのクレイジーX』に出演した俳優チョンウが主人公チェガル・ギルに扮し、『イカゲーム』や『今、私たちの学校は』で演技を披露した女優イ・ユミがスランプに陥った元世界ショートトラック金メダリストのチャ・ガウルを演じる。

この新ドラマで悪役として出演するクォン・ユルがどんな演技を見せてくれるのかに関心が集まっていると思う。

果たして、悪役としてどんな印象を感じさせてくれるのかに期待が高まる。

文＝大地康