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京都・北野天満宮のご近所に、コンフィチュールが主役のタルトと焼菓子専門店「confitta colorer」がオープン!

  • 2022.4.6
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学問の神様・菅原道真公を祀る北野天満宮のほど近くに、2022年1月末「confitta colorer(コンフィッタ クロレ)」がオープンしました。全国各地の農家から直接仕入れたフルーツで作る、風味豊かなコンフィチュールが主役のタルトと焼菓子の専門店です。お店の扉が開くのは、毎週金・土・日曜・祝日と、道真公の縁日である毎月25日の「天神さん」(天神市)の日のみ。あの人気店の姉妹店とあって、早くも話題を集めています。

京都・北野天満宮のご近所に、コンフィチュールが主役のタルトと焼菓子専門店「confitta colorer」がオープン!
京都・北野天満宮のご近所に、コンフィチュールが主役のタルトと焼菓子専門店「confitta colorer」がオープン!
全国の天満宮の総本社、北野天満宮のすぐ近く
京都・北野天満宮のご近所に、コンフィチュールが主役のタルトと焼菓子専門店「confitta colorer」がオープン!
今出川通の北側を歩けば迷わずたどり着ける

お店の場所は、北野天満宮の大鳥居から今出川通を東へ歩いてすぐ。市バスの最寄りは北野天満宮前停留所です。「confitta colorer」は、苺や柑橘類をはじめ、旬の国産フルーツを使ったコンフィチュールとシロップの専門店・北野ラボの姉妹店。北野ラボは、パフェやクリームソーダ、ケーキが味わえるカフェを併設していますが、こちらはテイクアウト専門です。

主役となるコンフィチュール
京都・北野天満宮のご近所に、コンフィチュールが主役のタルトと焼菓子専門店「confitta colorer」がオープン!
棚に並ぶ色鮮やかなコンフィチュールやシロップ

品種改良の波にのまれて消えつつある古来のフルーツが、日本にはたくさんあります。甘さだけではない、酸味や苦み、渋みが生きた原種に近いフルーツを継承していきたいという思いから、北海道から宮古島まで全国各地の農家へ。訪ね歩いて出会ったフルーツを直接仕入れ、添加物を使わないコンフィチュールやシロップを作っているのです。ジャムはじっくりと煮詰めて作るのに対し、火を通す時間を短くして果実感をできる限り残すのがコンフィチュール。天候や収穫状況によりお店で出会えるコンフィチュールはその時々で異なるので、一期一会を楽しんでくださいね。

梅のかたちがキュートなタルト
京都・北野天満宮のご近所に、コンフィチュールが主役のタルトと焼菓子専門店「confitta colorer」がオープン!
「クロレ フォンダンタルト」1個750円~

いちおしは、京都随一の梅名所・北野天満宮の梅をイメージしたという「クロレ フォンダンタルト」。フォークをサクッと入れると、中からコンフィチュールがとろりとあふれ出します。ベースとなるアーモンド生地には近所の老舗豆腐店・とようけ茶屋のおからを使用して、コンフィチュールを引きたてる軽やかな食感に仕上げているそう。

一番人気の「青森 ジェネバりんご」は、皮だけでなく果肉までルビー色。りんごの芳香と甘酸っぱさがギュッと詰まっています。ほかに、親子2代にわたって無農薬で育てる小粒みかんを使った「瀬戸内 クレモンティーヌ」や京都の和束産抹茶をふんだんに使った「抹茶」、「北海道 ハスカップ」、「国産 苺と木苺」など6種ほどがそろいます。

フレッシュな果物で彩る生タルト
京都・北野天満宮のご近所に、コンフィチュールが主役のタルトと焼菓子専門店「confitta colorer」がオープン!
「クロレ レアフォンダンタルト」1個750円~

フォンダンタルトを、旬の果物やクリームでさらに華やかに仕上げたのが「クロレ レアフォンダンタルト」。取材の日には、真紅に輝くフレッシュな苺が存分に楽しめる「京都 苺」、大粒の丹波栗が印象的なモンブラン「丹波 無農薬丹波栗」、ヨーグルトのシブーストをのせた「瀬戸内 クレモンティーヌ」のほか、「青森 ジェネバりんご」の計4種が並んでいました。クレモンティーヌなど柑橘類のコンフィチュールは、柑橘特有の皮の苦みや白い内果皮の香りを生かしながら爽やかな味わいに仕上げているそうです。

シュークリームもコンフィチュール入り
京都・北野天満宮のご近所に、コンフィチュールが主役のタルトと焼菓子専門店「confitta colorer」がオープン!
「コンフィッタルトシュー」1個580円。注文後にコンフィチュールを詰めてくれる

タルト生地をベースに、クッキーシューでカスタードクリームとコンフィチュールを包みこんだ「コンフィッタルトシュー」も。国産フランボワーズ、和束の抹茶、箕面の実生柚子、大徳寺北にある粉屋珈琲の珈琲の4種。ひと口ほおばると、シュー皮の香ばしさの後を追うようにコンフィチュールの深い味わいが広がります。

店名の「コンフィッタ」とは、コンフィチュールとタルトを掛け合わせたオリジナルの言葉で、「クロレ」はフランス語で彩ることを意味します。コンフィチュールが主役のタルトで、季節の移ろいを感じてみてはいかが。

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