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どう着回しても自然とスタイルよく見える「不のないベーシック服」【着回し4選】

  • 2022.4.4
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着回せるのはシンプルな服というのは当然。さらにもう一歩踏み込んで「シンプルであること以外の部分」に注目して選ばれた「不のないベーシック」アイテム。そんな視点で選ばれたアイテムが着回しにもたらすプラス効果をコーディネートの実例でご紹介。


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(シルエットのムダもなくせる)
☑「ないものどうし」の組み合わせとは?

「もたつかない」「広がらない」など、そもそもの形に「不のないベーシック」アイテム。そんな服どうしを組み合わせるだけで「心地よいのにラクに見せない」理想的なシルエットに。

1.
【ゆるい上下でもほっそり見える形】
「膨張しない」白ニット+「もたつかない」淡色デニム。すとんと落ちるニットのしなやかさに、直線を描くデニムのハリ。ゆるめなシルエットでも自然と縦を強調する素材だから、まとわりつかずにほっそりとした見た目を形成。


着くずした首元からタンクのストラップを
のぞかせてさらなる抑揚を

カーデのボタンを上下少し開けて、すっきり感を上乗せ。幅のあるデニムと対比するきゃしゃなバーサンダルの緊張感が、スレンダーな見た目をあと押し。


2.
【ルーズなシルエットでエレガントに】
「Tシャツにとどまらない」長めのロンT+「ふくらまない」ロングフレア。体を包み込むルーズなシルエットを気楽に見せない、スマートな落ち感。トップスの前だけをインしたひと手間で前後差が強調されて膨張を防止。


「広がる」より「なびかせる」ことで
ゆるい上下がリュクスに好転

やわらかな雰囲気をとどめる、正統派な白ソックス。ネックレスを2つ重ねて顔まわりにアクセントをつけ、重心を上へと操作。


3.
【心地よくスタイルアップ】
「疲れない」スエット+「ラインを拾わない」細身のパンツの、やわらかさを伴うショート丈とリーンなシルエットの組み合わせ。スエットならではのふっくら感や、浅い黒のマイルドな色み。スタイルアップに直結できるストイックなフォルムでも力が抜けた仕上がりに。


「一見ふつう」な装いでこそこだわりたい
スタイルアップと着心地のいい組み合わせ

ハイウエストパンツのすらりとした印象をさらになごませるソフトな黒。足元はオーセンティックな黒のローファーで気楽な中にもきちんと感をセット。


4.
【考えなくても淡色ワントーンが整う】
「えりがない」ベージュのジャケット+「ふくらまない」フレアスカート。ワードローブ内にあるベージュをつないだセットアップ風の装いで、簡単に統一感。異素材による色の差が、単調に見せない個性につながる。


足元まで続くベージュをぼやけさせない
インナーに効かせた白のV

ざらっとしたドライなリネンのジャケットに、しっとりとした微光沢のフレアスカート。異なる素材の掛け合わせは、セットアップを身近に寄せる役割もはたす。

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