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正社員以外のアラサー女子の働き方「フリーランスの場合」【動画クリエイター・Ena Kakutaさん】

  • 2022.4.5
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アラサーになると「このままの働き方でいいのかな?私にしたいことは?」と疑問を持つ人も多くないはず。そんな気持ちに正直に、しなやかに働き方を変化させている同世代4人を取材しました。メリハリのある時間割にも注目!

「フリーランス」の働き方

動画クリエイター・Ena Kakutaさん

〝好き〞を追求して自分らしい世界観を発信し続けたい

フリーランスは自分を守る強さが必要です

元々接客が好きでCAに憧れていました。でも就活が上手くいかず悩んでいたときに、ロンドンで活動するアーティストの姉から、フロリダのディズニーで働くことを勧められたんです。「夢を叶えるためにも、海外で接客スキルを高めたい」と思い渡米。帰国後は再度CAの採用試験に挑戦しながら、アメリカで見たイラスト動画に影響を受けて、スケッチモーションの作品作りも開始しました。CAへの夢は叶いませんでしたが、ちょうどその頃、初仕事を獲得。そのタイミングでもともと将来的にやりたかった「アーティストの道で行く!」と決意しました。
活動を始めて1年が経った頃。日本航空さんから依頼をいただいて、本社に行く機会があったんです。1年前はリクルートで訪れていた場所に、いちアーティストとして呼ばれたことがうれしくて…。CAになれなかった悔しさをバネにがんばってきた自分を誇りに思うと同時に、自分の選択に自信を持つきっかけになりました。
フリーで働く中で実感するのは、フリーランスは自分のことは自分で守るしかない、ということ。独立して数年はすべてのことにイエスマンで、権利問題で悔しい思いをすることもありました。愛情を込めて作った作品がそういう扱いをされると悲しいし、気持ちが作品に出てしまう。仕事相手ときちんとコミュニケーションを取り、防げるリスクは回避しなくてはいけない、と経験を重ねて学んでいます。すべての責任は自分にあり、それがプレッシャーになることもありますが、だからこそ世界観や作品にかける想いを大事にしていきたいです。

一日のスケジュール

07:00 起床、掃除や洗濯などの家事
07:30 ヨガ&ストレッチ(iHerbで買ったマグネシウムとヨウ素のエッセンスを入れた白湯を飲みながら)
08:30 バレットジャーナルに一日のTO DO LISTを記入
09:00 仕事開始、メールチェック午前中は作品制作がメイン
12:30 お昼、エクササイズ
13:30 絵コンテ制作、リサーチ
15:00 打ち合わせ
17:30 夕食準備
18:30 夕食、家事
20:00 インプット時間、バレットジャーナルをつける
22:00 お風呂、ストレッチ
23:00 就寝

Enaさんの仕事モチベが上がる4つ

デジタル時代だからこそ、手書きにこだわり、色鉛筆で心温まる作品に。

仕事バッグはノートPCとiPadが入る大きさがマスト。結婚式の引き出物で作ったバッグを愛用。タグは自分でデザインしました。

日本航空のCAさんとのコラボでタンブラーにイラストを描いた企画は、思い入れのある仕事のひとつ。

スケジュールやその日感謝したことなどを書き記しているバレットジャーナル。自分自身を振り返ったり、次のステップを決めるきっかけに。

Ena Kakutaさん
1990年生まれ。青山学院大学を卒業後、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールドでの就業経験を経て、25歳でスケッチモーションクリエイターに。日本航空や資生堂を始めとする国内外の企業のSNS用動画広告やイベント時のイラスト制作など多方面で活躍。Instagram:@enakakuta

撮影/杉本大希 取材/坂本結香 再構成/Bravoworks.Inc

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