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主人公が自分と似すぎで演じるのが「難しかった」、ジェニファー・ロペス『マリー・ミー』インタビュー

  • 2022.4.4
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ジェニファー・ロペスが20年超ぶりにオーウェン・ウィルソンと再共演した映画『マリー・ミー』(2022年4月22日全国公開)。ジェニファーが製作総指揮も務めた本作は、まるでジェニファーの半生を綴っているかのようなロマコメ!(フロントロウ編集部)

ジェニファー・ロペスの恋愛を映画化したようなロマコメ映画

「私たちには共通点がたくさんあると思います」。映画『マリー・ミー』のキャット役について、ジェニファー・ロペスはフロントロウ編集部にそう語る。

キャットは恋多き女性として知られる、ポップ界のスーパースター。婚約者であるシンガーのバスティアン(マルーマ)とデュエット曲「マリー・ミー」を歌いながらライブ形式の結婚式を挙げるはずだったが、ある出来事がきっかけで、平凡な数学教師(オーウェン・ウィルソン)との前代未聞のギャップ婚をすることになる。

画像1: ジェニファー・ロペスの恋愛を映画化したようなロマコメ映画

ジェニファーは『ウェディング・プランナー』『メイド・イン・マンハッタン』『恋愛だけじゃダメかしら?』など多くのロマコメ映画に出演してきたロマコメの女王のひとりだが、そんな彼女にとって、キャットはあまりリサーチせずに演じられたキャラクターだという。

それどころか、逆にあまりにリンクする部分が多すぎて演じるのが難しいと感じる時さえあったそうで、「メタ(※自分のこれまでにリンクした部分)は難しかったです。今回みたいに、世界中の前で失恋するというような最悪の出来事が起きて、メディアがそれを面白おかしく取り上げたとき、実際に自分の私生活では何が起きているかを見せること(は難しかった)。そして、それがどんな気持ちにさせるかということもね」とジェニファー。

画像2: ジェニファー・ロペスの恋愛を映画化したようなロマコメ映画

離婚歴が3回あるという設定までジェニファーと一緒で、まるで彼女の人生になぞらえて作られたかのようなキャラクターなのだが、ジェニファー自身、キャットの恋愛観にも共感したというので、まさにキャット=ジェニファーと言える。

ロマコメ好きなジェニファーが思う「良いロマコメ映画」とは?

メグ・ライアンやジュリア・ロバーツのロマコメ映画が「映画史上大好き」だと語る生粋のロマコメ好きであるジェニファーにとって、『マリー・ミー』は2018年の『セカンド・アクト』以来約4年ぶりのロマコメ映画。ちなみに本作では、『セカンド・チャンス』や『メイド・イン・マンハッタン』、『ハスラーズ』でプロデューサーを務めたエレイン・ゴールドスミス=トーマスと再タッグを組んでいる。

画像: カット・コイロ監督と相談するジェニファー・ロペス。
カット・コイロ監督と相談するジェニファー・ロペス。

ロマコメ女王のひとりとして、ロマコメに出演するための条件は「(ハッピーエンドに)行き着く旅がどれほど興味深いか、2人のキャラクターたちのやりとりがどれほど興味深いかということ」だと話したジェニファー。

ジェニファーのそんな言葉どおり、本作は、人生における大きな挫折を味わった主人公が、新しいことに挑戦をして、新しい自分を発見する過程を、フィールグッドな笑いと真逆の2人の不思議なケミストリーと共に楽しめる王道ロマコメとなっている。映画『マリー・ミー』は4月22日全国公開。(フロントロウ編集部)

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