今回ご紹介する言葉は「眉児豆」。
「豆」という漢字が入っているとおり、「眉児豆」は“ある豆”の名前です!
さて、一体なんと読むのかわかりますか?
「眉児豆」の読み方!
では、早速「眉児豆」の読み方を発表します。
読み仮名は全部で6文字です!
さやの長さは、枝豆とくらべると倍以上あります。
「眉児豆」がまだ未熟な状態のものはさやいんげんと呼ばれ、中身の豆だけでなくさやごと食べられることが特徴です。
ここで1つ、ヒントを出しましょう。「眉児豆」の最初の読み仮名は「い」です!
そろそろ読み方はわかりましたか?
正解は「いんげんまめ」でした!
「眉児豆」の豆知識
では、「眉児豆(いんげんまめ)」とはどのような豆なのでしょうか。
若いさやと熟した種子を食用にするマメ科のつる性一年草。五月ささげ。いんげん。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.143
豆もさやも食べられるので、余すところなく食べられますね!
「眉児豆」以外に、「隠元豆」と書かれることもあります。
ここで、「眉児豆」の語源について調べてみました。
明の僧、隠元禅師が、承応三年(一六五四)に来日したときに、中国からもたらしたものとされる。
出典:山口佳紀 編、暮らしのことば語源辞典、講談社(1999年9月15日版)p.86
隠元という名前の人がもたらした豆だから「いんげんまめ」と言うそうです。
ただし、この隠元禅師がもたらした豆は隠元豆ではなく藤豆だったという説もあるため、確かな語源ではないようです。
また、「いんげんまめ」は「菜豆」とも記載できますよ。
まとめ
いかがでしたか?
「眉児豆」は「いんげんまめ」と読みます。
ぜひ、この機会に「眉児豆」の読み方と意味を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!