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「病犬」はなんと読む?読めそうで読めない難読漢字をご紹介

  • 2023.6.6
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今回ご紹介する言葉は「病犬」。

「病」も「犬」も簡単な漢字ですが、組み合わせると読み方に迷ってしまう方が多いでしょう。

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「病犬」の読み方!

では、早速「病犬」の読み方を発表します。

「びょうけん」と読んだ方は、不正解!もちろん「びょういぬ」でもありませんよ。

4文字で読み方を考えてみてくださいね。

 

「病犬」の「犬」はそのまま「いぬ」と読みます。難しいのは、「病」の読み方です。

ただし、まったく想像できないような読み方ではありません。「病」を訓読みすると、3文字でなんと読みますか?

3文字のうち、最初の2文字と「いぬ」を組み合わせると、答えが見えてきます。

もう読み方はわかりましたね!

 

正解は「やまいぬ」でした!

「病犬」の豆知識

読み方は「やまい」の「やま」と「いぬ」を合わせて、「やまいぬ」でした。

また、他の漢字で「疾犬」と書くこともできます。

 

では、「病犬(やまいぬ)」とはどういう意味なのでしょうか。

1.山野にすむ野生化した犬。
2.ニホンオオカミのこと。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1757

 

狂犬病にかかっている犬のことを指して使われることもあります。

狂犬病といえば、発症すると致死率がほぼ100%といわれる恐ろしい感染症です。

狂犬病ウイルスをもつ動物に噛まれた後、ワクチンを数回打つことで発症を抑えられると言われています。

ちなみに狂犬病は、犬以外にネコやコウモリ、キツネなどからも感染するそうです。

可愛い動物が目の前にいるとついつい触りたくなりますが、とくに海外に行った際は安易に触れないようにしたいですね。

まとめ

いかがでしたか?

「病犬」は「やまいぬ」と読みます。

「山犬」と書くことのほうが多いかもしれませんが、この機会にぜひ「病犬」も覚えておいてくださいね!