「還俗」はなんと読む？読めたらスゴい難読漢字、正解は？

今回ご紹介する言葉は「還俗」。

「還」も「俗」も別々なら読み方がぱっと思い浮かぶ方が多いかと思います。

しかし、組み合わせて「還俗」にすると、自信がなくなる方が多いのではないでしょうか。

今回は少し難しいかもしれません。

いったいなんと読むか、みなさんはわかりますか？

「還俗」の読み方！

では、早速「還俗」の読み方を発表します。

「かんぞく」とも読みますが、今回は違う読み方を考えてみてくださいね！

ちなみに、読み方は「かんぞく」と1文字しか違いません。違う場所は、1文字目ですよ。

「還」は「かん」と読むことが多いですが、ほかになんと読むでしょう？

「かん」以外の読み方がわかれば「還俗」の答えが見えてきますよ。

さあ、読み方はわかりましたか？

正解は「げんぞく」でした！

「還俗」の豆知識

「還」に「げん」という読み方があるなんて、びっくりですね！

では、「還俗（げんぞく）」とはどういう意味なのでしょうか。

僧籍にあった者が俗人に戻ること。服飾。

出典：北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店（2017年4月1日版）p.556

 

僧籍とは、僧や尼としての籍のこと。俗人は一般人のことです。

つまり「還俗」は、僧や尼が一般人に戻ることを意味している言葉ですね。

「還」には「還る（かえる）」という読み方もあるので、意味は想像しやすかったのかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか？

「還俗」は「かんぞく」の他に「げんぞく」と読みます。

あまり馴染みのない言葉だったかもしれませんが、この機会にぜひ覚えておいてくださいね！